決算が読めるようになるノート

アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。

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ソフトバンクも4,000億円以上を投資したNVIDIAはなぜ「謎のAI半導体メーカー」と呼ばれるのか?

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「ツケ払い」の成長率を推定してみたら超が付くほど意外な結果に!?

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未だにYoY+20%以上の成長を続けるGoogle・Amazonの多角化戦略

スナップチャットの上場後初の決算発表で投資家が落胆した3つの理由

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「増収増益」の呪縛から解き放たれたヤフーの成長シナリオを読み解く

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月間ユーザー8億人超えのWeChatから学ぶ「イノベーションのジレンマ」の克服方法

ソフトバンクも4,000億円以上を投資したNVIDIAはなぜ「謎のAI半導体メーカー」と呼ばれるのか?

先週、NVIDIA(「エヌビディア」と読みます)関連で興味深いニュースが2つ出ました。 一つ目はソフトバンクがNVIDIAの株式を約4,000億円分マーケットで買い付けて第4位の株主になったというニュースです。 ソフトバンクは「ビジョン・ファンド」発表の際、NVIDIA株式を保有していることを公表したが、その保有率は約4.9%で第4位の大株主であり、金額は40億ドルだとBloombergが報じた。 もう一つは「詳報:トヨタが頼った謎のAI半導体メーカー」という記事で、

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「ツケ払い」の成長率を推定してみたら超が付くほど意外な結果に!?

ZOZOTOWNを提供する株式会社スタートトゥデイのツケ払いに関する続報です。 今年3月には、スタートトゥディとしては1年半ぶりのTVCMで「ツケ払い」を題材に大量投下していたようですが、その効果はあったのでしょうか。 はじめに2017年1月から3月期の決算を詳しく見てみます。 *株式会社スタートトゥディ 2017年3月期 通期決算説明会資料 商品取扱高は前年同期比+34.6%の640億円。売上高は+36.1%の227億円。営業利益が+16.3%の70億円と非常に好

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未だにYoY+20%以上の成長を続けるGoogle・Amazonの多角化戦略

既に決算報道でご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカではGoogleやAmazonといった巨大企業が、YoY+20%以上の成長を続けています。 GoogleやAmazonと言った規模になると、既に売上規模が相当大きいため、2桁成長でさえも大変なレベルかと思います。そんな中でもYoY+20%以上の成長を続けるこの2社は、特別にすごいと言わざるを得ません。 今回のnoteでは、Google・Amazonの多角化戦略と、それらの成長率に与えるインパクトを考察して

スナップチャットの上場後初の決算発表で投資家が落胆した3つの理由

スナップチャットの上場後、初めての決算が公開されました。 売り上げは、YoY +285%の$150m(約150億円)でした。 前年同期比でこれだけ売り上げが伸びているにも関わらず、株価が約20%もダウンするほど、投資家を落胆させてしまう決算となりました。 今回のnoteでは、一体どの点で投資家が満足出来なかったのか、その理由を3つに分けて、少し深く掘り下げてみたいと思います。 スナップチャットは、動画☓メッセンジャーという今一番ホットな領域の代表銘柄でもあるため、スナ

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「増収増益」の呪縛から解き放たれたヤフーの成長シナリオを読み解く

今日は日本のヤフーの2017年1月から3月期の決算を見てみたいと思います。 *ヤフー株式会社2016年度通期および第4四半期決算説明会(2017/4/26) 2016年4月から2017年3月までの通期で見ると、売上高は前年同期比+30.9%の8,537億円となりました。 一方で通期の営業利益は、前年の2,249億円に対して14.6%減の1,920億円でした。 つまり通年で増収減益という形になっているわけですが、営業利益が減少した理由は以下のように説明されています。

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月間ユーザー8億人超えのWeChatから学ぶ「イノベーションのジレンマ」の克服方法

「On Growing: 7 Lessons from the Story of WeChat」という素晴らしい記事があったので、この記事の内容からWeChatの成長の秘訣を勉強しつつ、超大企業の中で「イノベーションのジレンマ」に打ち勝つヒントを学んでみたいと思います。 WeChatとは、中国版LINEとも呼べるメッセージングアプリで、テンセントという企業が提供しています。 2016年末時点で、   MAU: 8.89億人   1日あたり50分以上の利用時間   1日あ