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【決算1分解説】AI合弁会社を設立したキャスター、セグメント別に明暗分かれた最新決算

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2024年10月11日、キャスターは2024年通期決算を発表しました。
同年9月1日に、キャスターは、株式会社オルツとの合弁会社として、AIを活用したプロダクト開発及びサービス運用を手がける株式会社LUVOを設立しました。

LUVOは、AI社員派遣サービスとAIオリジナルキャラクター制作サービスによってAI導入を加速させる事業を展開していく予定です。

リモートアシスタントで強みのあるキャスターとオルツのAI技術を使ってどのようなサービス展開をしていくのか楽しみです。

今回は、2024年10月11日に発表された2024年8月期通期(2023年7月~2024年8月)決算の注目ポイントを解説します。


キャスターとは?

キャスターは、フルリモートアシスタントとして秘書・経理・人事などのオフィスワークを中心にBPO(Business Process Outsourcing:ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しています。また、フルリモートでの派遣サービスや、人材紹介を行っています。

2014年に会社を設立し、2023年10月にフルリモートワークを実践する企業として初めて東証グロースに上場を果たしています。本社は宮崎にありましたが、2024年9月に対面での社外折衝を行うための拠点として東京に本社移転しました。

※BPO(Business Process Outsourcing:ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは、企業の業務プロセスを一括して外部に委託するアウトソーシングサービス


キャスター 2024年8月期通期決算(2023年7月〜2024年8月)

2024年8月期通期売上高は44.4億円、YoY+6.2%と増加しましたが、同年6月に発表した業績予想に対しては計画未達の結果でした。

営業利益は-1.51億円と減益です。営業利益率は-3.4%(YoY-3.5ポイント)減少しました。コスト削減の努力もあり、通期予想よりも良化して着地しました。

記事の後半では、キャスターの2024年8月期通期決算の注目ポイントを解説していきます。この記事は、フルリモートワークに従事している方や、BPOのビジネスに興味がある方に最適な内容になっています。


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・●●事業は不調
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