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Q. マネーフォワードの成長の鍵を握る“コンポーネント型ERP”とは?

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ヒント:従来はオンプレミス型ERP(Enterprise Resources Planning:統合基幹業務システム)が主流でしたが、クラウド型ERPの登場によって、”コンポーネント型ERP”の概念も生まれました。

マネーフォワードの2024年11月期(2023年12月〜2024年11月)の決算が2025年1月14日に発表されました。

同社は、2024年11月期で過去最高の売上高である403.6億円を達成し、非常に好調な業績です。

加えて、同社はFY2028には売上高1,000億円以上、ARR800億円以上、EBITADA300億円以上という高い目標を掲げており、注目されています。

今回の記事では、前半は同社の業績について解説し、後半では同社の業績や中でもBusinessドメインの業績の解説をした上で、Businessドメインで成長の鍵を握る“コンポーネント型ERP”を考察します。


マネーフォワードの通期の売上高はYoY+33%と継続して成長

上図は、マネーフォワードの四半期毎の売上高の推移です。

直近の事業セグメントの売上高は、次のようになっています。

●2024年11月期のマネーフォワードの売上高
・全体:403億円、YoY+33%
・Business(バックオフィスSaaS):252.5億円、YoY+35%
・SaaS Marketing:49.8億円、YoY+41%
・Home:47.2億円、YoY+18%
・X:28.5億円、YoY+13%
・Finance:25.4億円、YoY+60%

SaaS MarketingがYoY+41%と高い成長を達成している一方で、売上高の6割以上を占めるBusiness領域もYoY+35%と高い成長を継続しています。

記事の本コンテンツでは、同社の業績の深掘りやBusinessドメインの業績の解説をした上で、Businessドメインで成長の鍵を握る“コンポーネント型ERP”を考察していきます。

この記事は、新規事業に携わる方や興味がある方はもちろん、事業戦略に関心がある方に最適な内容になっています。


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・Q. マネーフォワードの成長の鍵を握る“コンポーネント型ERP”とは?の答え
・EBITDAベースで83.4億円の黒字を達成、YoY+144.6%の改善
・Businessドメインの売上高はYoY+26%と成長
・Business法人のARRもYoY+32%と高成長を維持し、マネーフォワードの成長に寄与
・BusinessドメインのARRは240億円超え、中堅企業以上のARRシェアが拡大
・Businessドメインで成長の鍵を握る“コンポーネント型ERP”とは?
・コンポーネント型ERPの展開による事業インパクトは?
・今後のBusiness領域の動向は?
・まとめ


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