Q. 最高業績見込みのさくらインターネット、生成AI領域への投資の中でも好調の3つの理由とは?
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さくらインターネットは、2025年3月期 2Q(2024年7月〜9月)の決算を2024年10月28日に発表しました。
同社は、2025年3月期の通期業績予想を、売上高290億円(YoY+32.8%)、営業利益26億円(YoY+193.9%)と、営業利益が大きく成長する見込みです。
一方で、2022年3月期〜2024年3月期の直近3年間の営業利益は7.6億円(2022年3月期)→10.9億円(2023年3月期)→8.8億円(2024年3月期)と横ばいの傾向です。
今回の記事では、前半はさくらインターネットの業績について解説し、後半では同社の業績の詳細や生成AI領域への投資内容を解説した上で、同社の好調の理由を考察します。
2025年3月期の業績予想は、過去最高売上290億円・最高益26億円
上図は、さくらインターネットの業績推移です。
2025年3月期 2Q累計の売上高は132.2億円、YoY+28.3%と伸びています。
一方で、同期間の営業利益は、12.9億円、YoY+419.4%と脅威的な成長をしています(後ほど詳細を見ていきます)。
さくらインターネットの最新の業績予想によると、2025年3月期通期の売上高290億円(前期比32.8%増)、営業利益26億円(前期比193.9%増) と予想しています。
2025年3月期 2Q時点の進捗率は、売上高が45.7%、営業利益が49.8%と概ね業績予想の達成ペースとなっています。
(参考)さくらインターネット 業績予想の修正に関するお知らせ
上図は、売上高と営業利益の前年同期比成長率です。
過去の前年同期比成長率をみると、売上高・営業利益どちらも、2025年3月期は非常に伸びていることがわかります。
次章以降では、業績がこのように大きな改善をしている理由を深掘りしていきます。
この記事は、新規事業に携わる方や興味がある方はもちろん、事業戦略に関心がある方に最適な内容になっています。
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