【決算1分解説】メルカリは本業のマーケットプレイス事業がマイナス成長に、US事業は失敗だったのか?
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この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2024年11月5日、株式会社メルカリが2024年6月期Q1決算を発表しました。
皆さんはメルカリを使ったことはありますか?
メルカリは、不要な品物を簡単に売却でき、スマホに最適化されていることから、2,000万人以上のユーザーを獲得することに成功しています。
一方で、本業のマーケットプレイスの成長率は、縮小するどころかマイナス成長になってしまっています。
はたして現在、メルカリに何が起こっているのでしょうか?
本記事では、メルカリの最新決算を、いくつかのポイントに分けて解説していきます。
メルカリとは?
メルカリは2013年にアプリがリリースされたあと、すぐに事業は拡大し、2014年5月にはテレビCMが放映、同年9月に国内500万DLを達成しました。
現在、メルカリには3つの主要な事業領域があります。
1つ目は、メルカリの本業とも言える「マーケットプレイス事業」で、これは「メルカリ」アプリを運営する分野です。
2つ目は「フィンテック事業」で、ユーザーに「メルペイ」やクレジット機能といった決済手段を提供しています。
そして3つ目が「US事業」で、メルカリをアメリカ市場に展開しているものの、まだ十分な利益にはつながっていないようです。
メルカリ 2025年6月期Q1決算(2024年7月〜9月)
メルカリの2025年6月期Q1決算(2024年7月〜9月)を見ると、売上収益はYoY+1%の449億円、コア営業利益はYoY-13%の40億円となりました。
四半期ごとの推移を見ても、今回の決算における売上収益の成長率が、比較的低いことがわかります。
この記事は、メルカリを利用している方、メルカリのUS事業の行方に興味がある方、フィンテックに関心がある方に最適な内容になっています。
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