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【web3マガジン】web版のApp Storeモデルがついに登場!?

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今回は非常に面白い記事を見つけたので、簡単な解説をつけて紹介していきます。


web3プロジェクトが共通して直面する課題

実は、web3プロジェクトの多くが共通して直面する課題が存在します。

web3プロジェクトは、DAOなどの異常に分散化された民主的な組織形態が特徴的という話を聞いたことがある人は多いかもしれません。

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実際にプロジェクトには多くのエンジニアなどの技術者が参加します。

それらの参加メンバーは当然ながら報酬を期待しており、通常、報酬というのはトークンで支払われます。

そのトークンがどこから拠出されるか、という話なのですが、通常は「プロジェクトを作る際に調達する資金」あるいは「トークンのプール」から報酬が支払われています。

通常のスタートアップと同じで、資金調達はそんなに簡単に何度もできるわけではありません。

ここで問題となるのは、最初に集めた資金、あるいは、設定したトークンのプールは有限であり、プロジェクトを継続的に推進していくには、どこかで燃料切れになってしまう可能性が非常に高いという点です。

当然そうなってしまうと、優秀な技術者はより多くの報酬を得ることができる他のプロジェクトに移ってしまいます。

従来の株式会社における従業員雇用などと比べて、人材流動性が極めて高いため、永続的に報酬を支払える仕組みが構築できないweb3プロジェクトは、当然ながら持続性がないということになってしまいます。


なぜApp Storeモデルが革命的だったのか?

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Apple が発明した「App Store」やそれをコピーした Google の「Google Play ストア」は、多くのスマホアプリ開発者が、良いアプリさえ作っていれば報酬を得られるようにした、という点で、非常に革新的でした。

30%の手数料が高いという議論は当然あります。一方、世界のどこに住んでいても良いアプリが作れれば、グローバルなユーザーに自分のアプリを販売でき、そして継続的に報酬を得続けることができる仕組みは、それまで存在していなかったわけです。


EVMOSとは?何が凄いのか?

The Evmos Token Model(イーブイモス トークンモデル)は、この App Store に近い考え方を web3の世界に持ち込んだと言えるでしょう。

Evmosとは、アプリケーション固有のイーサリアムチェーンなのですが、ユーザーがEvmosを使う時に支払われるガス代、つまり送金手数料を分配する仕組みが、非常に App Store に似ています。

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Evmosが得るガス代のうち、50%はアプリ開発者に支払われ、残りの50%はバリデータ(検証者)に支払われるという仕組みです。

ガス代の50%がアプリ開発者に分配されるので、開発者からするとEvmos上にアプリを構築し続ける金銭的なインセンティブが存在します。

App Store にアプリを出し続けるインセンティブがあるのと全く同じ理由です。

App Store がそうであったように、この仕組みがうまくワークすれば、Evmos上に、より多くの開発者が良いアプリを作りたくなり、Evmosのエコシステムとしての価値が大きく上がって行くのは間違いないと言えるでしょう。

今後どのような展開になっていくのか注目していきたいと思います。


今回の記事はいかがでしたでしょうか。

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