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新サービス始めます: その名は「KPIデータベース」と言います。

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私のYoutubeチャンネルでは、決算読み解き実況中継をしています。おかげさまでYoutubeの方も多くの方にご覧いただいているのですが、特に忙しいビジネスパーソンの方たちから「Youtube動画の内容を知りたいが、動画を見る時間が無い」というお声を多数いただいています。

この記事では、上の動画の内容をスクリーンショット付きで文字起こししてあります。動画を見る時間はないけれど、内容を短時間でおさらいしたい方に最適です。

新サービス「KPIデータベース」とは?

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ーー(伊佐山真理)皆さん、こんにちは。今日は、シバタさんが発表された新サービス「KPIデータベース」について、サービス内容や想いなど直接シバタさんにお聞きしたいと思います。お得な先行申し込みも実施中です。皆さん、最後までチェックしてみてください。

早速ですが、新サービス「KPIデータベース」は誰に向けた、どのようなサービスなのか、教えてください。

(シバタナオキ)元々、私も3~4年前から「決算が読めるようになるノート」を始めて、約1年前からYouTubeを始めました。YouTubeは真理さんたちにも入ってもらってだいぶ仕組み化できているのですが、ずっと欲しいと思っていたのがこのKPIデータベースです。

会社の決算情報は基本的にPDF等で配布されます。それを僕が見たい会社、ネット系・ソフトウェア系企業全部の決算情報を1つのデータベースに時系列で入れておきたいわけです。

過去のデータを見るときにサッと見れるようにしておきたい、サラリーマンをやっていた頃からこういうものが欲しいとずっと思っていました。

「KPIデータベースとは何ですか?」と言われると、上場しているネット系・ソフトウェア系の会社全部分の決算やKPIの時系列情報が入っているデータベースです。

誰に向けた商品かというのは難しいですが、1つ目は基本的には企業の経営企画室、社長室、新規事業担当の人が使うイメージだと思います。2つ目がもしかするとIR系の人、財務の人が見たくなるかもしれません。

3つ目がおそらく投資家です。エンジェル投資家がここまでデータを見るか分かりませんが、ベンチャーキャピタルなど投資業務を担当している人が見たくなるような情報になると思います。


対象企業のラインナップは?

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ーー時系列で比べようとするとかなり時間がかかってしまうところがあるので、このようなKPIデータベースがあるととても便利だと思いました。対象企業のラインナップはどのようなところになるのでしょうか?

対象企業は全部で約270社にしていると思います。サンプルでKPIデータベースのGoogleスプレッドシートを公開していますので、後で概要欄からご覧ください。

日本と海外に分けていて、主にネット系・ソフトウェア系です。現時点で上場企業だけで日本が約160社、海外が約110社になっています。これは新しく上場する会社も足していきますので増えていくと思います。

もしかすると、対象企業の数は若干変わるかもしれませんが、いわゆるネット系やソフトウェア系と呼ばれている会社は日本も海外もほぼ網羅できていると思います。


企業ラインナップはシバタさんの選定?

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ーーこれはシバタさんの選定ですか?

実は僕が作っているわけではありません。KPIデータベースを作りたい人がかなりの人数集まって作っています。私はほとんど何もしていなくて、その他の雑用をするのが仕事です。

こういうものを作ると自分自身も勉強になると思っている人がたくさんいます。僕がやりたくてやっている面ももちろんありますが、それ以上にチームのメンバーが「KPIデータベースを作りたい!」と言って頑張っている感じです。

上にあるGoogleスプレッドシートの左側を見ていただくと、企業名をご覧いただけます。上位は時価総額順にソフトバンクグループ、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク…、このような順番で日本は約160社、海外が約110社というラインナップになっています。


データの更新タイミングは?

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ーーソフトウェア系・ネット系企業を中心に幅広くカバーしているということですね。このKPIデータベースの更新タイミングはどのような頻度になるのでしょうか?

1企業ごとに1シートが保管されます。上の図では一番下にフリーと弁護士ドットコムとありますが、このように入っていくイメージです。データの更新タイミングは決算が発表されるとすぐに最新の決算の列が追加されるイメージです。


どんなデータを保管しているのか?

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上の図、弁護士ドットコムのサンプルを見てもらうと早いと思います。このような感じで、四半期ごとに1列ずつデータが保管されていきます。上から順番に、まずPL(損益計算書)の情報、次にBS(貸借対照表)の情報、CF(キャッシュフロー計算書)の情報があります。

この辺は他のデータベースでも入っているところが結構多いと思いますが、その下に入っている情報が僕らが頑張って入れているところです。

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上の図にあるように、開示されている場合はセグメント情報、財務系のKPIがある場合は財務KPIの情報も記録しています。

あとはサービス系のKPIです。ユーザーがどれぐらいいるか、ユーザーあたりの売上がいくらか等、下図のようにサービスKPIの情報をたくさん記録しています。

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ーーサービスKPIの情報があるのはすごく面白いですね。

そうなのです。サービスKPIのデータベースが本当は一番欲しいのですが、現時点ではありません。そのため、「KPIデータベースを作ろう!」と頑張っています。

サービスKPIの下には、実は株価、時価総額、PSR、PER、あとは業績予想も記録しています。会社やアナリストの業績予想と比較してどれぐらい当たっているか、外れているかというのも出しています。

サンプルのGoogleスプレッドシートを見ていただければ分かると思いますが、1四半期を作るだけでこれだけの手間がかかります。僕が自分でやっているわけではないとはいえ、270社分のデータを保管するのは実は相当な手間なのです。

昔からずっとこういうKPIデータベースが欲しかったのです。僕と同じように「これが欲しい」と思ってくださる大企業の方はかなり多いと思ったので、作って売ってみようと思い始めた感じです。


KPIデータベースのメリット

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ーーメリットとしては、時系列に見れるのでデータの比較時間をかなり削減できる点と、いろいろな企業の特徴が1つのGoogleスプレッドシートで見れる点が大きな特徴ですね。

そうですね。いろいろな使い方があると思います。新規事業を立ち上げるときに、例えば弁護士ドットコムのようなビジネスモデルのビジネスを立ち上げる場合、弁護士ドットコムのKPIは当然気になります。ですから、そういうときにも使えると思います。

経営企画の観点でも、自社VS競合他社の比較に使えると思います。他にも、投資家やベンチャーキャピタルの人たちからすると、時価総額が売上に対して高くなっている会社もこのKPIデータベースで見えると思います。いろいろな見方ができると思います。


社内会議やマーケティングに使える

ーー私も数年間、マーケティングや営業をしていたので、競合の広告宣伝費などのサービスKPIはかなり気になるポイントです。社内のプレゼンでも活用できそうだなと思いました。

そうですね。実際に有料会員がどれぐらい増えていて、広告宣伝費にいくら使っているか、この2つが分かると1有料顧客あたりの獲得コストを計算できます。事業側ではそのように使っていただくイメージです。まさにおっしゃる通りです。


サービスに懸ける想い

ーー最後に、シバタさんの新サービス「KPIデータベース」に懸ける想いを聞きたいです。

僕が「どうしてもこれをやろう!」と言って真剣にやっているよりは、作りたい人がたくさん集まって、欲しい人が少なくとも数社はいそうなので作ろうかという感じで始めました。あまり肩ひじ張らずに取り組んでいます。

最初は無料で公開することも検討しましたが、これは本当に、データ入力がすごい大変なのです。

ーーこれは大変だと思います!

しかも、これは継続的にやり続けないと意味がありません。メンバーには「お金要らないです」と言う人もいるのですが、継続的にやり続けるためにも、データ入力をしてくれる人に「きちんとお金を受け取ってください!」と僕は言っています。

そのためのお金をきちんと稼ごうということで、持続的な仕組みを作るために有料で販売することにしました。大きなビジネスにならなくてもいいので、何らかのかたちできちんと収益が回るようにしたいと思っています。


先行申し込みについて

ーーただいま10月下旬の本リリースに向けて先行申し込みを絶賛受付中です。シバタさん、先行申し込みの概要について教えてください。

まず基本的に、本サービスは月額課金のサブスクリプションで販売します。まだ正式な月額価格は決めていませんが、今回の先行申し込みは10社限定で、月額5万円+税でご購入いただけるかたちにしたいと思います。

正式価格は先行予約よりもおそらく高くなりますので、欲しいと思っている方は今のうちに申し込んでいただくとお得です。もし10社を超えてしまった場合は、こちらで抽選とさせていただきます。

ーー皆さん、お申し込みをお待ちしています。

大事なことは持続的な仕組みを作ることです。そのためにデータ入力担当者にお金をきちんと払えるようにしたいと思っています。そして、その他の雑用を担当しているのが私です。

皆さん、ぜひお申し込みください。お申し込みフォーム等は概要欄に貼っておきます。よろしくお願いします。

「KPIデータベース」お申し込みフォーム

ーー仕事で使ってみたい方も、ぜひ社内で検討してみてください!


まとめ

書き起こし記事は以上となります。
以下、重要なポイントをまとめていますので、振り返りにご活用ください。

・「KPIデータベース」には、企業の決算情報、セグメント情報、財務KPI、サービスKPI、株価、業績予想等の情報が時系列に保管されている。
・対象企業は、日本約160社、海外約110社でネット系・ソフトウェア系企業をほぼ網羅している。
・経営企画室・社長室・新規事業担当、IR・財務担当、投資業務担当に向けたサービス。
・メリットは時系列データの比較時間を削減できる点と、様々な企業の特徴が1つのGoogleスプレッドシートで見れる点。
・先行申し込みは10社限定で月額5万円+税。正式価格はこれよりも高くなるためお得。

KPIデータベースの詳細はこちらの記事をご覧ください。

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