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有料会員1億人を突破したAmazonプライムの圧倒的スケールと今後の成長ポテンシャル

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先日、AmazonのCEOジェフ・ベゾスから株主に宛てたレターの中で明らかになったように、 Amazon プライムの加入者がグローバルで1億人を突破しました。

13 years post-launch, we have exceeded 100 million paid Prime members globally. In 2017
Amazon shipped more than five billion items with Prime worldwide, and more new members joined Prime than in any previous year

株主へのレターにはこのように書かれていますが、Amazon プライムがリリースされたのは13年前で、13年という長い月日をかけて、グローバルでついに1億人を突破しています(ちなみに Netflix の有料会員数は1.2億人超となっています )。

今日の記事では、 Amazon プライムがアメリカでいかに普及しているか、というのをデータで比較した後に、 Amazon プライムの成長ポテンシャルとなるマーケットについて、簡単に触れてみたいと思います。


大統領選挙の投票率よりも高いAmazonプライム加入率

この数字を見て非常に驚きました。

アメリカでは64%の家庭で Amazon プライムに加入している、というデータがあります。

参考までに他のデータを列挙しておくと、

・2016年の大統領選挙の投票率が55%
・5万ドル以上の資産を保有している人も55%
・教会に行ってお祈りする人が51%
・固定電話を契約している人が49%
・銃を保有している人が42%

となっています。

選挙の投票率よりも高い普及率を誇っているという点で、個人的には非常に驚きました。


Amazonプライムの今後の成長ポテンシャル

今後のAmazonプライムの成長ポテンシャルはどこにあるのでしょうか。

株主へのレターの中でこのような記載がありました。

We expanded Prime to Mexico, Singapore, the Netherlands, and Luxembourg, and introduced Business Prime Shipping in the U.S. and Germany.

2017年に新たに Amazon プライムが開始された国として、メキシコ、シンガポール、オランダ、ルクセンブルクが挙げられています。

今日はこの中でも、メキシコ、シンガポール、そして成長著しいインドの eコマース事情を簡単に整理してみたいと思います。


メキシコ

参考: Amazon becomes Mexico's top online retailer in 2017: report

メキシコにおけるAmazonの売上は、17年時点で$502M(約502億円)と、YoY+106%で成長したと言われています。

これによってAmazonは、メキシコでのeコマースプレイヤーの市場シェアが1位になったと推定されています。

以前の記事でも書きましたが、メキシコは現金での決済を好むユーザーが未だに80%もいるという、eコマースと非常に親和性が低い国ではありますが、そんな中でも Amazonが大きく検討していることがよく分かると思います。

*AmazonがFintechに進出する理由は「EC化率」を上げるためだと思う(2018/4/3)

シンガポール

参考: How Amazon pulled off its biggest Prime Now launch ever

シンガポールで Amazon Prime Nowがリリースされて以来、3日間でアプリが11,000ダウンロードされ、Amazon Prime Nowの2時間以内の配達というのが人気になっています。

シンガポールは、東京のように非常にコンパクトなエリアに約550万人の人が住んでおり、Amazon プライムやAmazon Prime Nowといったサービスの必要性が非常に高い地域だとも言えます。

Amazon はシンガポールにおいて、10万スクエアフィート(約9,000平方メートル)の、世界最大のAmazon Prime Now専用の物流施設を構えて、このたった1つの物流施設でシンガポール全体に商品を届けています。


インド

参考: Morgan Stanley explains why India’s e-commerce market is a hot investment opportunity

インドのeコマースは、これからまさに爆発しようとしています。2017年時点で2%しかなかったEC化率が、2026年には12%になり、eコマース市場は$200B(約20兆円)を超えると推計されています。

現時点ではインターネットユーザーのうち、14%しかeコマースで買い物をしていませんが、この数字は中国の64%と比べると圧倒的に低い数字になっており、まだまだ成長ポテンシャルが大きいことがよくご理解いただけると思います。

Amazonは現在インドで1.6億商品を販売しており、アメリカでの商品数4億商品に比べると、まだ成長余地が大きいとも言えます。

eコマース関連アプリのダウンロード数ランキングを見ると、Amazonは現在2位となっており、まだまだFlipcartやSnapdealとの競争が激しいとはいえ、十分良いスタートを切れていると言えるのではないでしょうか。


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アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。

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