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2019年に読んだ本の中からオススメの5冊を一挙紹介!

2019年に読んだ本の中からオススメの5冊を一挙紹介!

しばらく時間が空いてしまいましたが、2019年に私が読んだ本の中から厳選した書籍の書評を今回も行ってみたいと思います。
毎回このコンテンツでご紹介した本をとてもたくさんの方に購入いただいているようで嬉しいです。今回も私が選んだおすすめの5冊を独断と偏見で勝手にランキング形式で紹介したいと思います。


第5位: 「ついやってしまう」体験のつくりかた ―― 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ

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全世界で1億台以上販売された任天堂の「Wii」の元企画担当者の方が、人の心を動かして行動させてしまう仕組みと、仕掛けの作り方を解説した本です。
「ついやりたくなる」、「つい夢中になってしまう」そんな仕掛けを作る方法を科学的に解説し、再現性を持たせようとしているのがこの本の最大の特徴です。
ゲームだけではなく、あらゆるサービスに応用可能な仕組みの作り方が書かれている本なので、マーケティングに携わっている方にはぜひお勧めの一冊です。

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第4位: ティム・クック - アップルをさらなる高みへと押し上げた天才

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2011年にスティーブ・ジョブスが亡くなった後に、AppleのCEOに指名されたティム・クックに関しての本です。

スティーブ・ジョブズほどの派手さはありませんが、確固たるポリシーを持ったリーダーであり、同性愛者であることを告白するなど、ジョブスは違ったやり方でオリジナリティを出しているのがティム・クックだと言えるでしょう。

彼がCEOに就任した当初はAppleの業績を心配した方も多かったかもしれませんが、これまでの業績を見る限り、彼は間違いなく世界最高のCEOの一人だと言えるでしょう。
彼の生い立ちから現在に至るまで、CEOになってからどんな戦略を選択してきたかなど、人物像と経営の両面について書かれた本です。
世界最大の企業であるAppleを率いる物静かなCEOであるティム・クックとはどんな人物なのか、興味がある方にぜひお勧めの一冊です。

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第3位: サードドア―精神的資産のふやし方

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こちらは非常に若い著者が自分自身に無理難題を課して、一つずつハードルを乗り越えていく若者の成長ストーリーが描かれた本です。
本書で紹介される「サードドア」と呼ばれるものは、自分の目の前にある障害を最短ルートで乗り越えていくための方法です。
18歳の大学生が、ビル・ゲイツ、レディー・ガガ、スピルバーグなど成功している著名人にインタビューし、彼らがどのようにサードドアを見つけて、どうやってそのドアから飛び出してきたかを聞き出しています。
「何事も出来ると強く信じれば必ず叶う」ということを改めて教えてくれる本です。大きな課題にチャレンジして苦しんでいる方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

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第2位: M 愛すべき人がいて

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歌手の浜崎あゆみさんの話題の一冊です。

業界にいた人であればここで書かれている内容を知っていた方も多いかもしれませんが、彼女がどのようにして歌手デビューをし、何を糧に成長してきたのかということがよく分かる一冊でした。

ビジネス書ではありませんが、何もないところから愛する人の支えを得て成長していくシンデレラストーリーが見事に描かれています。

彼女が成長していく過程における特に内面の変化や成長が描かれており、必ずしもハッピーエンドではないかもしれませんが、個人的にはとても心にグサッときた一冊でした。

自分がまだ何者か分からず、将来に関して不安を抱えている方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

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第1位: ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力

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第1位は株式会社アカツキの塩田社長の「ハートドリブン」です。

著者の塩田社長が2010年にたった3名で創業したソーシャルゲームを事業の主軸にしたアカツキという会社が、2016年にマザーズ、2017年には東証一部に上場するほどに成長してきた独自の哲学を起業の頃から追いかける内容になっています。

ソーシャルゲームの開発と言うと、ついついKPIを追いかけて、数字をもとに改善をしていくイメージがありますが。しかしこの本はその数字ドリブンな企業カルチャーをはるかに超えたレベルで、アカツキがどのように組織としてクリエイティビティを担保しているかというのが書かれた本です。

当然、KPIの管理や数字の分析というのは必要なわけですが、数字ばかりを追いかけるのではなく、社員やユーザーの「人間臭さを追求するところが本質的なイノベーションである」というのを感じさせてくれる一冊で、個人的にはとてもドキッとした本でした。

経営者は数字ばかりを追いかけたくなるものですが、数字は追いかけるものではなく後から付いてくるものという点を改めて痛感させられた次第です。

普段の仕事で、数字にばかり追われて疲れてしまっている人にぜひ読んでいただきたい一冊です。

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以上、今回のオススメの5冊を独断と偏見で選んでみました。

個人的には今回の5冊は、メソッドや実務に直結している書籍ではなく、自分自身の考え方や心のあり方、成長や変化の過程、人の考え方や感じ方について考察する内容になっていると思います。

もし気になる本がありましたらぜひ読んでみて、よかったら感想もお聞かせください。


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