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Q. ECサービス11個のテイクレートをビジネスモデル別に比較してみた結果は?

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ヒント:
マーケットプレイス型(C2C):●%~●%程度
マーケットプレイス型(B2B2C×SaaS中心):●%~●%程度
マーケットプレイス型(B2B2C×決済手数料中心):●%~●%程度
マーケットプレイス型(B2B2C×広告中心):●%~●%程度
一括りにECサービスと言っても、ビジネスモデルによって、テイクレートの差は●倍にもなることが分かりました。 答えは後ほど。

この記事はYusuke Gotoさんとの共同制作です。

今日は、日本と海外の11個のECサービスを4つのビジネスモデルに分け、テイクレートを算出し、ビジネスの特徴を読み解いていきます。

テイクレート = 売上 ÷ 取扱高(GMV)で計算します。
今回対象とする企業は以下の11社です。

1:マーケットプレイス型(C2C)
・eBay
・メルカリ
・ヤフオク

2:マーケットプレイス型(B2B2C×SaaS中心)
・Shopify
・BASE
※BASEは月額の有料オプションサービスがあるため、このセグメントで比較

3:マーケットプレイス型(B2B2C×決済手数料中心)
・Amazon
・JD.com
・楽天
・ZOZO4:マーケットプレイス型(B2B2C×広告中心)
・Alibaba
・ヤフーショッピング

新型コロナウイルスの拡大で、ECサービスの社会的ニーズはさらに高まっています。ポストコロナの今後のECサービスの動きが注目されていますので、ECビジネスに関して最低限知っておくべき知識として、ビジネスモデル毎のECレートの比較をぜひご覧ください。
では、早速マーケットプレイス型(C2C)のテイクレートを見てみましょう。


マーケットプレイス型(C2C)のテイクレートを比較

マーケットプレイス型(C2C)で取り上げる企業は、以下3つのサービスです。このビジネスモデルを簡単に説明しますと、ユーザー(消費者)同士が直接売買できる個人間取引のネット上のプラットフォームを提供し、売買が成立した際に売上に応じた手数料が企業に入る、という仕組みです。このビジネスの主な売上は、販売手数料となります。

・eBay(マーケットプレイスのみ)
・メルカリ(国内)
・ヤフオク

eBay Q1 2020 FINANCIAL HIGHLIGHTS

メルカリ 2020年6月期第3四半期決算資料

ヤフオクヘルプ(ヤフオク)

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ヤフオクはプレミアム会員のシステム利用料を引用しています。プレミアム会員登録をしていない場合はシステム利用料は10%となるので、多少上下する可能性はありますが、概ね9~10%前後と推測できます。

eBayとメルカリの直近の四半期のGMVを比較すると、eBayは約2.1兆円、メルカリは約1,640億円と約13倍の差があります。
メルカリの海外展開がどれほど大きな挑戦と言えるのか、実感が持てる数字ではないでしょうか。

またメルカリは、US向けのサービスを市場に合わせて、単価が高い、ブランド鑑定されたデザイナー商品に注力し、シューズの取り扱いも開始、ゲームアイテムも売買できるするようにするなど改善しています。今後メルカリのUSでの事業がどの程度伸びてくるか、それに伴ってテイクレートがどう推移していくかに注目したいと思います。

画像2


マーケットプレイス型(B2B2C×SaaS中心)のテイクレートを比較

マーケットプレイス型(B2B2C×SaaS中心)で取り上げる企業は、以下2社です。
このビジネスモデルを簡単に説明しますと、企業がユーザー(消費者)に販売するためのプラットフォームを展開しています。Shopifyは企業がユーザーに販売した際の売上に対する手数料と月額課金(サブスクモデル)のハイブリットモデル。BASEは企業がユーザーに販売した際の売上に対する手数料と一部月額の有料オプションモデルを採用しています。

・Shopify
・BASE(BASE事業)

早速テイクレートを見ていきましょう。

Shopify Q1 2020 Financial Results Conference Call

BASE 2020年12月期第1四半期決算説明会資料

画像3

Shopifyと比べ、BASEのテイクレートが3倍以上も大きくなっています。

以前、以下のnote記事でも記載した通り、Shopifyの決済手数料が2.4~2.9%に対して、BASEは6.6%+40円(一取引ごと)となっているため、その差分が要因であると考えられます。

BASEのショップあたり取扱高はShopifyの何倍か?

またShopifyは、Shopify Plusというエンタープライズ向けのプランを提供しており、GMVの絶対額が大きい分、ボリュームディスカウントがかかっているので、これもテイクレートが低下する要因の一つであると言えそうです。

以上、C2CとB2B2C×SaaS中心のマーケットプレイス型ECサービスのテイクレートを比較してみました。

記事後半では、マーケットプレイス型(B2B2C×決済手数料中心)として「Amazon vs JD.com vs 楽天 vs ZOZO」、マーケットプレイス型(B2B2C×広告中心)として「Alibaba vs ヤフーショッピング」を比較していきます。

この記事は、国内外のECビジネスに興味がある方、新型コロナウイルスの影響で社会的にニーズが高まるECサービスの基礎的なKPIを知りたい方、ECサービスの多様なビジネスモデルに興味のある方に最適な内容になっています。


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・マーケットプレイス型(B2B2C×決済手数料中心)のテイクレート比較
・マーケットプレイス型(B2B2C×広告中心)のテイクレート
・マーケットプレイス型ECサービスのテイクレート一覧表
・まとめ

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