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【web3】Q. アメリカでは暗号通貨への投資がどの程度進んでいるのか?

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A. アメリカでは、以下の3つの象徴的な出来事が2022年に起こりそうです。
#1: 個人年金(401k)で暗号資産に投資できるようになる
#2: ミレニアル世代の4人に1人は資産運用のために暗号資産に投資している
#3: 暗号資産が銀行からの借入の際の「担保」として認められるようになる

2022年に入りアメリカでは暗号資産への投資がかなり普及してきました。

今回は、暗号資産への投資に関して、具体的にどのような特徴的な事例があるのか、3つほど紹介してみます。


#1: 個人年金(401k)で暗号資産に投資できるようになる

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1つ目は、アメリカの個人年金に相当する401kの投資先に暗号資産が指定できるようになりそうだというニュースです。

401kとは、日本でのiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)に相当します。

フィデリティと言う米国最大手の証券会社は、401kでの暗号資産への投資を今年中に可能にする、というニュースが出ています。

日本でもアメリカでも、個人年金の投資目的は「長期での資産形成」でしかありません。

にも関わらず、最大手の証券会社が、暗号資産への投資を401kで可能にするということは、暗号資産の価格が中長期的に見て上昇していくことに大きなお墨付きを与えているともとれるニュースだと言えるでしょう。


#2: ミレニアル世代の4人に1人は資産運用のために暗号資産に投資している

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Millennials are just as likely to be invested in cryptocurrency (38%) as they are the stock market (37%), and 1 in 4 say they're relying on crypto to help fund their retirement.

ミレニアル世代(1980年から1995年の間に生まれた世代)の4人に1人は、将来の資産形成のために暗号資産に投資していると回答しています。

彼らの投資先は、株式が37%であるのに対し、暗号資産は38%となっていますので、ミレニアル世代の暗号資産への投資に対する心理的な障壁は、株式と比べてもほとんど無いという結果が出ています。

Members of Gen Z and Gen X aren't far behind in crypto investments, with 23% and 28% respectively owning digital currency.

ミレニアル世代の前後のGen Z(1990年代半ばから2000年代前半生まれの世代)、Gen X(1960年代中盤から1970年代終盤生まれの世代)を見ても、それぞれ23%、28%と、暗号資産への投資に積極的であることが見て取れます。

10% of Gen Z, 15% of Millennials, and 13% of Gen X are invested in non-fungible tokens (NFTs).

実際に、アンケートに回答した人の内、Gen Zの10%、ミレニアル世代の15%、さらにGen Xの13%は NFTに投資をしていると回答しています。


#3: 暗号資産が銀行からの借入の際の「担保」として認められるようになる

Coinbase’s work with Goldman is a first step in the recognition of crypto as collateral which deepens the bridge between the fiat and crypto economies

ゴールドマンサックスがコインベースと提携し、暗号資産を担保と認めるローンを提供するというニュースも出ています。

ゴールドマンサックスは、2021年に暗号資産は投資先として適切な資産クラスではないと発表したばかりにも関わらず、今年になって大きく方針を転換しているといえるでしょう。

これら3つのニュースを見ていただければ分かる通り、アメリカでは皆さんが想像しているよりも暗号資産への投資に対しての心理的な障壁が大きく減ってきています。

日本ではどのような状況にこれからなっていくのか注目していきたいと思います。


今回の記事はいかがでしたでしょうか。

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