マガジンのカバー画像

決算が読めるようになるマガジン

初月無料!日米のネット企業(上場企業)を中心に、決算を読み解き、明日から役立つ知識をお届けします。
毎月、4〜8本程度の有料ノートをお届けします。月に2本以上読むなら、月額マガジン購読の方がお得です。
¥1,000 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2017年2月の記事一覧

楽天の今後の減損リスクはどれほどあるのか?

楽天の2016年10月から12月期の決算が発表になりました。 2016年度通期及び第4四半期 決算説明会資料(2017年2月13日) 売上は2,226億円で前年同期が+11.9%、Non GAAP営業利益が305億円(前年に発生した株式の評価益を除くとYoY-13.6%)という結果になっています。 *Non GAAP(GAAP=米国会計基準の利益と異なり為替変動や一時的コストを除外した指標) 内訳としてはインターネットサービスセグメントが増収減益、FinTechセグメ

有料
500

ZOZOTOWNの「ツケ払い」が凄い件(推計月間●億円も利用)

ZOZOTOWNを提供する株式会社スタートトゥデイの2016年10月から12月期の決算が発表になりました。 ■株式会社スタートトゥデイ 平成29年3月期 第3四半期決算説明会資料 (2017年1月31日発表) 誰が見ても絶好調と言える決算内容です。 商品取扱高は前年同期比+38.3%の616億円。売上高が221億円、営業利益は前年同期比+83.8%の87億円と非常に高い成長率を見せています。 四半期ベースでの売上、取扱高を見ると明らかに成長のスピードが加速しているとい

有料
500

遂に見えてきたYahoo!ショッピングの「勝ち筋」

ヤフーの2016年第3四半期(10月から12月期)の決算が発表になりました。(2017年2月3日発表) 売上高は2,213億円で前年同期+12.7%、営業利益は517億円で前年同期+20%と順調に成長しています。 四半期で109億円もの販売促進投資を行い、それでありながら増収増益を続けているというのは非常にすごいことだと思います。 今日は複数あるヤフーのビジネスの中でもショッピング事業に焦点を当ててみたいと思います。 ショッピング事業は取扱高が1,407億円と過去

有料
500

LINEのパフォーマンス型広告の伸びしろは現状の●倍程度(Gunosyとの比較)

今日は今日のnoteはLINEのパフォーマンス広告の「伸びしろ」について考えてみたいと思います。 まずはじめにLINEの2016年10月から12月期の決算を見てみたいと思います。 ■LINE株式会社 2016年12月期 第4四半期決算説明会資料 (2017年1月25日発表) 日本のユーザー数は伸びが止まってきているものの広告ビジネスが急成長 はじめにユーザー数ですが、主要四カ国の月間アクティブユーザー数(MAU)は1億6,700万人と順調に増加しているのに対し、日本の

有料
500