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【決算1分解説】アスクルは為替影響による売上総利益率低下で増収減益、インフラ投資で償却費が増加中

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この記事は星島てるによるゲスト投稿です。

2024年12月13日、株式会社アスクルが2025年5月期Q2決算を発表しました。

アスクルはオフィス用品の通信販売事業を手掛けている企業です。普段からアスクルを利用している方も多いのではないでしょうか?

オフィス用品の通信販売市場ではシェアNo.1を維持しているものの、業界全体が頭打ち状態に陥っているため、新たな販路を確保する必要に迫られているようにも見えます。

本記事では、アスクルの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。


アスクルとは?

アスクルはオフィス用品の通信販売事業を手掛ける企業です。

eコマース事業では、法人向けのASKULと個人向けのLOHACOが展開されています。

また、ロジスティクス事業では、アスクルの物流リソースを用いた物流サービス「ASKUL LOGIST」を展開中です。


アスクル 2025年5月期Q2決算(2024年6月〜11月)

アスクルの2025年5月期Q2決算(2024年6月〜11月)を見ると、売上高はYoY+2.9%の2,379億円、営業利益はYoY-16.8%の60.2億円となり、増収減益となりました。

また、事業別・四半期別で業績を見ると、2025年5月期Q2のeコマース事業の売上高はYoY+1.2%の1,172億円、ロジスティクス事業・その他の売上高はYoY-4.1%の22億円となっています。

近年、日本のインフレ率が2%で推移していることを考えると、アスクルは実質的に成長できていないように見えます。

この記事は、アスクルのサービスを利用している方、オフィス用品業界の動向に興味がある方、通信販売業界に従事している方に最適な内容になっています。


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