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Q. EC領域で正面衝突を始めたTencentとAlibaba、勝つためのそれぞれの課題とは?

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ヒント:15年越しにEC事業へ参入するTencentと、迎え撃つEC王者のAlibaba。それぞれが勝つためには、TencentはECの●●化、Alibabaは●●数の拡大が課題となってきます。

この記事はKimmyさんとの共同制作です。Kimmyさんは中国語に堪能なので、中国語で書かれた記事やリサーチデータから、まだあまり日本で知られていないワクワクするビジネスや中国で話題のテーマをご紹介くださいます。

今年6月23日に、Tencentの時価総額が過去最高の約66兆円となり、Alibabaを抜いて世界全体でも7位に上昇したことが大きなニュースとなりました。

その1ヵ月後の7月23日時点では、Alibabaの時価総額が約72兆円、Tencentが約69兆円と、Alibabaが再び時価総額でアジア企業首位の座を取り戻しており、両社の戦いはますます激化しています。ちなみに、日本で時価総額No.1のトヨタは同時点で時価総額が約22兆円ですので、両社のスケールの大きさが良く分かります。

ご存知の通り、TencentはSNSやゲーム領域、AlibabaはEC領域で頭角を現してきました。今回は、両社に対する市場の評価と、いよいよEC領域で正面衝突する両社の課題について見ていきます。


TencentがAlibabaの時価総額を超えた背景

まずはコロナ期間の業績において、TencentがAlibabaよりも市場で評価された背景について考察してていきます。

*Alibaba March Quarter 2020 and Full Fiscal Year 2020 Results (2020/5/22)

*Tencent 2020 First Quarter Results (2020/5/13)

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Tencentの時価総額が大きく伸びた主な要因としては、コロナの影響によって巣ごもり経済が拡大したことによる売上増加が挙げられます。

Tencentの事業は主に4つに分けられ、SNS事業(中国で利用者数No.1のWeChat(微信))、オンラインゲーム事業、広告事業、FinTech事業があります。今回は特に、巣ごもりの影響でTencentの1/3の収益を担うオンラインゲーム事業の売上がYoY(前年同期比)+31%と大きく伸び、会社全体の売上もYoY+26.4%と好調であることが評価され、株価が上昇しました。

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一方Alibabaは、2015年2Qから18四半期連続でYoY+30%の売上成長率を維持してきたものの、2020年4Qで初めて売上成長率がYoY+22%に下落しました。

Alibabaの売上成長率が落ちた背景として、EC事業が売上の8割弱を占めているため、コロナによって一時的に消費者の購買意欲が低減したことが挙げられます。普通に考えれば売上がYoY+22%の成長は素晴らしい業績に違いないのですが、市場の期待を下回ったことにより、Tencentとの評価の違いが明らかになりました。

さて、これまでTencentとAlibabaを単独で見てきましたが、中国IT企業の時価総額ランキングを見ると、さらにAlibabaが窮地にいることが分かりました。記事の後半では、EC領域への着実な進出を仕掛けるTencenの動きを解説し、両社のEC領域における今後の課題について、中国の他のEC企業と比較しながら考察していきます。

この記事は、中国二強のTencentとAlibabaの動向に興味をお持ちの方、EC関連のビジネスに携わっている方に最適な内容になっています。

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・Tencentが仕掛けるEC包囲網
・15年かけて生まれたTencentのEC事業
・TencentとAlibabaそれぞれの今後の課題
・まとめ

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