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【2017年版】これを読まずには年を越せない!? 年末年始に読むべき7冊の名著

皆さんはどのくらい本を読まれますか?

私は実はここ数年、あまり日本語の本を読まない生活をしていたのですが、今年は自分で本を出版したこともあり、日本語の本をたくさん読んだ1年になりました。

年末年始は本を読むのにちょうどいい機会だと思いますので、私が選んだ日本語の本の中で、皆さんにも是非オススメしたい本を7冊、選んでみました。

私の本を読んで頂くのももちろん有難いのですが、こうして見てみると、今でも素晴らしい方が毎年たくさん出版されているなあと、改めて実感します。

本というフォーマットは、全盛期に比べて出版部数が減っているとはいえ、やはり知識を蓄えるには素晴らしいフォーマットだなと、改めて感じる次第です。

ちなみに今回紹介する7冊の中には、私が今年自らの本の出版に際して対談させて頂いた方の著書は含んでいません。

私と対談して頂いた方の著書も素晴らしい本ばかりですので、まずは簡単にこちらを紹介させて頂きます。

尚、著者の方のお名前は全て敬称略とさせて頂きます。

・みんな使える! こなれた英語201フレーズ(関谷 英里子)
・モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書(尾原和啓)
・40歳が社長になる日(岡島 悦子)

それでは、私が独断と偏見で選ぶ、年末年始に読むべき7冊の名著をご覧ください。


天才(石原 慎太郎)

天才石原慎太郎が、天才田中角栄を一人称で語った名著です。

個人的には、石原慎太郎さんも田中角栄さんも、昭和の怪物としてとても大好きなお二人なのですが、その二人の人格が一つに交わったような錯覚を覚えさせる作品に仕上がっています。

石原慎太郎さんの独特なスタイルと、田中角栄さんの異才が交わるだけでなく、あまり表には出てこなかったような裏話もたくさんあり、歴史の勉強にもなり、一気に最後まで読んでしまう本でした。


革命のファンファーレ 現代のお金と広告(西野 亮廣)

タイトルにある通り、現代のお金と広告のあり方を、ストレートな言い方で読みやすく表現した名著だと思います。

西野さんが実践されている絵本や本の作り方・売り方というのは、文字通りパクりたいものばかりで、もし私が日本に住んでいたら彼のやり方をそのまんまパクって、全く同じように自分の本をマーケティングしてみたいなと思わせるような内容です。

この本はマーケティングのテクニックを学ぶための本としても読めますし、それ以外にも、より本質的な世の中の経済の仕組みを、西野さんならではの独自の言い回しで、わかりやすく解説している本だと言えるでしょう。

さらにそれだけではなく、我々のような一般人であっても今すぐに行動につなげられる、ヒントにあふれた本でもありますので、世の中のビジネスマンはぜひ一読して、刺激を受けると良いのではと思いました。


SHOE DOG(フィル・ナイト)

NIKEの創業者であるフィル・ナイトさんの回顧録です。

フィル・ナイトさんは個人的に面識はありませんが、スタンフォードのビジネススクールへ大きな寄附をされていて、スタンフォードにいた私としては、勝手に親近感を抱いていました。

NIKEが最初は、現在のアシックスであるオニヅカの販売代理店としてスタートしたことを知っている人は、あまりいないのではないでしょうか。

この本では、NIKEの創業当初からのリアルなストーリーが書かれているだけではなく、アシックスとのいざこざやトラブル、そしてそこに現れた日商岩井という救世主の存在が、文字通りリアルに描かれています。この本を読んでみると、NIKEという会社が実は日本を起点として生まれ、日本の商社によって助けられて成長してきた、という事がよく分かり、日本の読者の方が親近感を覚える内容になっていると思います。

またこの本の特徴としては、いわゆる「成功(自慢)物語」のようなハッピーストーリーばかりではなく、苦しくて辛いスタートアップの現状を如実に記述してあり、そういった点でも共感を覚える人が少なくないと思います。

さて、ここまで3冊紹介しましたが、残りの4冊は、ビジネス書以外の本を紹介したいと思います。

ビジネス書以外にも知識を蓄えたい、という意欲のある方のみ、ご覧いただければ幸いです。


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