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Q. AWS, Microsoft Azure, Google Cloudのうち最も成長率が高いのはどれ?

A. Google Cloudです。前年同期比約2倍で成長中。

今日の記事では、クラウドサービスの比較をしていきたいと思います。

2019年4月から6月期の決算が発表になりましたが、各種報道を見ていると断片的な情報が多いので、この記事で全体像を整理していきたいと思います。

今回の記事ではAmazonのAWS、Microsoft Azure、Google Cloudの三つを比較していきます。


AWSの売上規模・成長率

初めにAmazon の決算から、AWSセグメントを見ていきたいと思います。

Amazon Q2 2019 Financial Results Conference Call Slides

AWSセグメントとしては、四半期あたりの売上が$8.4B(約8,400億円)、営業利益が$2.1B(約2,100億円)という具合に、非常に収益性が高い状況が続いています。

一方で、売上成長率がYoY+37%と、以前に比べると成長スピードが遅くなっているのも目につくようになりました。

Amazon全体での四半期当たりの営業利益が$2.6B(約2,600億円)ですので、そのうち$2.1B(約2,100億円)がAWSから来ていることを考えると、Amazonの利益の大半はAWSがもたらしているとも言えます。

AWSの特徴としては、収益性が営業利益率約25%と非常に高いだけでなく、成長自体は鈍化しているとは言え、成長スピードがまだまだ高い点と言えるでしょう。

以下では、AWSとMicrosoft Azure、そしてGoogle Cloudの比較をしていきたいと思います。

この記事を読んでいらっしゃる方はAWS ユーザーの方が多いかと思いますし、日本ではまだまだAWSのシェアが大きい気もしますが、果たしてグローバルで見た場合にMicrosoft Azure、Google Cloudはどの程度まで侵食してきているのでしょうか。

この記事は、クラウドサービスを利用している企業の方、今後クラウドサービスを選定あるいは変更を検討しているエンジニアの方だけでなく、経営陣の方にも最適な内容になっています。


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・まとめ
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