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アマゾンが日用品EC直販から撤退+今後の戦略が明らかに

日本ではあまり報道されていませんが、アマゾンが、日用品EC関連のサイトを閉鎖する、というアナウンスをしました。

Amazon to shut down Quidsi division for not being profitable」によれば

Amazon is shutting down its Quidsi division, owner of Diapers.com and Soap.com, because it's not profitable, as Bloomberg first reported and the company confirmed to Axios. Amazon acquired the company for $545 million in 2011.

とあるように、日用品関連で非常に大きなサイトであったDiapers.comとSoap.comの館を閉鎖します。この2つのサイトは、2011年に$545m(約545億円)という非常に大きな金額で買収した会社ですが、現在に至るまで黒字化の目処が立たなかったということで、閉鎖という形になりました。


日用品ECサイト閉鎖の背景

Why Amazon’s explanation for shutting down Diapers.com and Quidsi stunned employees」によれば

But that narrative doesn’t exactly mesh with what was said at an all-hands meeting just a few months ago, when Amazon and Quidsi executives told employees that they were confident that Quidsi would indeed be profitable in 2017, several sources in attendance told Recode.

数ヶ月前の全社ミーティングでは、「Diapers.comとSoap.comは2017年中に黒字化できる」という話が幹部からされていた、という情報もあります。

また

At the meeting in late 2016, executives said Quidsi would also generate significant free cash flow in 2017, which is notable because Amazon CEO Jeff Bezos has long said that he cares more about free cash flow than he does profit margins or profitability metrics such as operating income and net income.

さらには2016年の後半の時点で、「Diapers.comとSoap.comは2017年にはフリーキャッシュフローの創出に貢献するだろう」という話もされていた、という証拠もあります。

少なくても数ヶ月前の時点では、サイト閉鎖とは真逆の議論がなされていた様子が伺えます。

一方でアマゾンからの公式発表では

We have worked extremely hard for the past seven years to get Quidsi to be profitable, and unfortunately we have not been able to do so. Quidsi has great brand expertise and they will continue to offer selections on Amazon.com; the software development team will focus on building technology for AmazonFresh.

とあるように、やはり黒字化の目処が立たないという点が非常に大きな問題として挙げられています。

今日のnoteでは、なぜ日用品ECが難しいビジネスであるのか、というのを簡単に述べた後、アマゾンが日用品EC分野で今後どのような戦略を描いているのかを見てみたいと思います。


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・今後の日用品EC分野でのアマゾンの戦略
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