Q. AbemaTVのベンチマーク?Rokuの1ユーザーあたりの売上は?

Q. AbemaTVのベンチマーク?Rokuの1ユーザーあたりの売上は?

A. (デバイス販売を除いて)年間あたり約$17/ユーザー

サイバーエージェントの決算が発表され、下方修正があったり色々な声が聞こえてきますが、今日は Abema TV のベンチマークになるかもしれないアメリカのテレビストリーミングデバイス、Rokuを取り上げてみたいと思います。

Roku Q3 2018 Shareholder Letter


Rokuの2つのサービス

初めに、Rokuという会社がどのようなサービスを提供しているのかを、簡単に説明したいと思います。

Rokuは、ここにあるような、テレビに接続するデバイスを販売しています。

このデバイスをインターネットとテレビに繋ぐことで、ストリーミングでテレビが見れるようになるというわけです。

Rokuをテレビに接続すると、NetflixやHuluといった別のストリーミングサービスにアクセスできるようになるだけではなく、Roku Channelと呼ばれる独自のチャネルも提供しています。

このRoku Channel上での広告収益が、Rokuの2つ目のビジネスになります。


売上・利益

2018年7月から9月期の決算を見てみましょう。

上から順番に、Rokuに接続されているアクティブアカウント数が2,380万アカウント、総視聴時間は62億時間、1ユーザーあたりの過去12か月間の売上が$17.34(約1,734円)となっています。

2つの事業のうち広告が主であるプラットフォーム事業を見てみると、売上が$100M(約100億円)でYoY+74%で成長しており、粗利益が$70.5M(約70.5億円)と、非常に粗利益率の高いビジネスになっています。

もう一つのデバイス販売が主であるプレイヤー事業を見てみると、売上が$73.3M(約73.3億円)、YoY+9%、粗利益が$8.4M(約8.4億円)で、こちらは粗利益率が11.5%と言われるハードウエアビジネスの水準にとどまっているのが、ご理解頂けると思います。

以下ではRokuのビジネスを因数分解して、ユニットエコノミクスを計算した上で、可能な限りAbemaTVとの比較を行ってみたいと思います。

これらの分析を行うと、AbemaTVが今後さらに大きくなるためのヒントが、Rokuのビジネスから見えてきます。

この記事は動画ビジネスに携わっている方、コンテンツビジネスに携わっている方、エンターテイメントビジネスに携わっている方に最適な内容になっています。

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・Rokuのプラットフォームセグメントのユニットエコノミクス
・AbemaTV(課金)とRokuのユニットエコノミクスの比較

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