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画像共有サービスPinterestが他のSNSよりも圧倒的に高い成長率を実現できたのはナゼ?

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私のYouTubeチャンネルでは、決算読み解き実況中継をしています。おかげさまでYouTubeの方も多くの方にご覧いただいているのですが、特に忙しいビジネスパーソンの方たちから「YouTube動画の内容を知りたいが、動画を見る時間が無い」というお声を多数いただいています。

この記事では、上の動画の内容をスクリーンショット付きで文字起こししてあります。動画を見る時間はないけれど、内容を短時間でおさらいしたいという方に最適です。


Pinterestを普段使っている?

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ーー(Risa)皆さん、こんにちは。Risaです。今回は、画像共有サービスを手掛けるPinterestの2020年度第4四半期の決算をシバタさんに解説いただきます。シバタさん、よろしくお願いいたします。

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ーーInstagramやTwitterと比べると、日本ではあまり知名度が高くない印象があるPinterestですが、Pinterestはビジュアルディスカバリーエンジンという画像をベースにファッションやインテリア、旅行といったさまざまな領域の情報を集め、保存・整理できるツールです。シバタさんは普段Pinterestを使っていますか。

(シバタナオキ)僕はあまり使わないですね。

ーー(笑)本当ですか。

そうですね。Pinterestは女性のユーザーが多いと思うのですが、元々雑誌の切り抜きとか、そういうのをインターネットの前にやっていたのがデジタルに置き換えたようなサービスだと思います。もちろんたまに見ることはありますが、僕は毎日は見ていないユーザーです。


Pinterest 2020年度第4四半期決算の印象は?

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ーー売上成長率は第3四半期から盛り返しが凄くて、第4四半期は前年同期比+76%という結果になりました。

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ーーMonthly active users(MAU)は、世界で前年同期比+37%で増加し、4.6億人に達する勢いです。シバタさん、今回のPinterestの全体の印象を教えてください。

上のグラフにある通り、まずユーザー数がすごく伸びています。今、世界で約4.6億人ですか!US(アメリカ)はもうユーザー数1億人弱で若干伸びが止まっていますが、インターナショナル(アメリカ以外)が伸びているのが1つ特徴です。

後半で出てくると思いますが、1ユーザーあたりの売上(ARPU)が非常に伸びています。売上=ユーザー数×ARPUですので、当然ユーザー数が伸びてARPUが増えれば売上は増えます。Pinterestはその掛け算で売上が前年同期比+76%と非常に高い成長になっており、絶好調だと思います。


Monthly active users(MAU)を指標にしている意図は?

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ーー他のSNSプレイヤーの決算を見ると、Daily active users(DAU)を示しているところが多かったのですが、PinterestがMonthly active users(MAU)を指標にしている意図は何かあるのでしょうか。

そうですね。Facebook、Messenger、Twitter等の他のSNSは割と毎日使うサービスだと思いますが、Pinterestはそこまで毎日使うものでもないため、DAUではなくてMAUを指標にしているのでしょう。


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・MAUとARPUを伸ばしていくのは何が課題になる?
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・コンテンツ規制はユーザーと広告主に対するブランディングの意味合いがある?
・他に注目すべき点は?
・まとめ

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