エムスリーがコロナ禍で絶好調だったセグメント・苦戦したセグメントとは?
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エムスリーがコロナ禍で絶好調だったセグメント・苦戦したセグメントとは?

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私のYouTubeチャンネルでは、決算読み解き実況中継をしています。おかげさまでYouTubeの方も多くの方にご覧いただいているのですが、特に忙しいビジネスパーソンの方たちから「YouTube動画の内容を知りたいが、動画を見る時間が無い」というお声を多数いただいています。

この記事では、上の動画の内容をスクリーンショット付きで文字起こししてあります。動画を見る時間はないけれど、内容を短時間でおさらいしたいという方に最適です。

セグメント毎の商品について

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ーー(takayasu)皆さんこんにちは。今回は、エムスリーの2022年度3月期の決算をシバタさんと一緒に読んでいきます。

ーーエムスリーは、医師向けのメディアm3.comを運営しており、製薬企業をターゲットにマーケティング支援を行っている企業です。

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ーー全体の売上では464億円、営業利益がなんと246億円と、非常に高い利益率になっています。特に営業利益は、海外企業のIPOによる影響が大きかったようです。

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ーーセグメント別の業績を見ていくと、大きく6つに分けられています。メディカルプラットフォーム、エビデンスソリューション、キャリアソリューション、サイトソリューション、エマージング事業群、海外の6つです。

ーーただこの項目だけですと、正直どのセグメントがどんな事業やプロダクトを扱っているのかが分かりにくいので、シバタさん改めて解説をお願いします。

(シバタナオキ)一番上のメディカルプラットフォームは、製薬会社と医師のプラットフォームです。
要は、薬などの医薬品を病院に営業するためのプラットフォームと考えて下さい。登録している医師に対して、製薬会社の人がお金を払ってマーケティングをします。

エビデンスソリューションは、製薬会社が薬を作るときの治験において、治験者と製薬会社を繋ぐプラットフォームです。
そのため、治験を受けてもいいと言っている人が登録していて、そこに対して製薬会社がお金を払うと治験者が獲得できる、といったサービスになっています。

キャリアソリューションは、医師などの医療関係者の人材紹介サイトです。いわゆる皆さんが使う人材紹介サイトの医療関係者版だと思って下さい。

サイトソリューションは、病院など医療機関の経営支援サービスです。恐らくここで伸びているのは、オンライン診療などのソリューション事業の提供も含まれているからでしょう。

エマージングというのは、投資事業を含めた上記4つ以外の事業、いわゆる「その他」というイメージです。

全体の印象について

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ーーまず大きな柱となっているメディカルプラットフォームのところを見ていきましょう。売上でいうと189億円、利益が81億円と前年同期比を大きく伸ばしています。ただ、前クォーター比で見ると、横ばいのような状況になっているようです。

ーーあとは成長率で見ていくと、サイトソリューションと海外が伸びています。サイトソリューションでは、今クォーターの売上が53億円、利益が5億円と、前年同期比・前クォーター比のどちらも伸びているようです。

ーー海外事業に関しては、売上が126億円、利益が129億円で、売上よりも利益が高くなっています。ただ、一番下の吹き出しにも書いてあるように、中国のIPO関連の利益が大きいようです。こちらも前年同期比・前クォーター比どちらも伸長しています。

ーー全体的にはコロナの影響もあり、恐らくクォーター単位ではかなり不安定になっていると思いますが、年次で見ると、一通りしっかりと成績が伸びている印象です。シバタさん、今回の全体の印象を教えて下さい。

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全体で見ると、売上収益が前年同期比+31%ということで、かなり安定的に順調に伸びたのが一番の印象でしょう。

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セグメント別に見ると、やはり今一番大きいメディカルプラットフォームが、前年同期比+39%でかなり伸びている上、高い利益率を持続しているのが強いです。

一方伸び率で見ると、主にアメリカや中国といった海外のところが強いですね。

またサイトソリューションが、オンライン診療のソリューションが必要であった分、かなり伸びたようです。

エビデンスソリューションの治験の部分や、キャリアソリューションの人材のところに関しては、コロナという状況もあるので、なかなか伸びませんでした。

全体としてはコロナの影響がありつつも、伸びた四半期だったと言えるでしょう。

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