Q. スキマバイトのタイミーが上場承認!競争激化する市場の勝ち筋とは?
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2024年6月21日、スキマバイトサービスを提供する株式会社タイミー(以下、タイミー)の東証グロース市場への上場が承認されました。
タイミーは過去に複数回の大型資金調達をしており、想定時価総額1,200億円超の巨大IPOとなることから、かなり注目されている企業です。
そんなタイミーが開拓する”スキマバイト”市場は、メルカリやリクルートなどの巨大な資本を持つ企業が参入し、今後熾烈な競争となることが予想されています。
この記事では、タイミーの決算内容や競合比較を通して、タイミーが競争激化する市場で勝ち抜くためのポイントを考察しました。
タイミーが新規上場
タイミーは2017年8月に創業された、スキマバイト「Timee(タイミー)」を運営する企業で、サービスリリース以降、大型の資金調達を繰り返しており、TVCMやWeb広告など積極的なマーケティング施策を展開していたことから、多くの方がご存じでしょう。
上場予定日は2024年7月26日で、想定時価総額は1,265億円と、直近のIPO銘柄と比較しても非常に大きな規模感です。
スキマバイトとは?
タイミーは、「この時間だけ働きたい人(ワーカー)」と、「この時間だけ人手を確保したい企業(クライアント)」をマッチングするプラットフォームビジネスで、求人のジャンルとしては、物流が最も多く、次いで飲食や小売によって構成されています。
企業側には初期費用・掲載費用0円の完全成果報酬型でサービスを提供しています。企業からワーカーへ支払う「給与+交通費」の30%が、手数料としてタイミーの売上になります。
次章からは、タイミーの決算内容に加えて、タウンワークやバイトルなどの「中長期の就業を前提としたアルバイト求人サービス」との比較やスキマバイトの競合サービスとの比較を通して、タイミーが熾烈な競争を勝ち抜くためのポイントを考察します。
この記事は、タイミーを利用してみたい方や、競合分析・成長戦略に関心がある方に最適な内容になっています。
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