Q.Teslaの収益性はトヨタ・ホンダに勝るのか、劣るのか?
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Q.Teslaの収益性はトヨタ・ホンダに勝るのか、劣るのか?

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ヒント
・売上総利益率で見ると、Tesla●%・トヨタ●%・ホンダ●%
・営業利益率で見ると、Tesla●%・トヨタ●%・ホンダ●%

この記事はゲストライターとの共同制作です。

今回は、Teslaの2021Q2(2021年4-6月期)の決算を取り上げていきます。

前四半期の2021Q1の決算の際にもTeslaを取り上げており、製造業という観点でappleと比較をしながら分析した記事で大変好評でした。その記事では、Teslaは業績が好調かつ、非常に高い利益率を誇っていることがわかります。

今回の記事では、2021Q1に引き続き業績好調なTeslaを、日本の自動車メーカーであるトヨタ自動車株式会社(トヨタ)、本田技研工業株式会社(ホンダ)の2社と、収益性という面で比較していきます。

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まず、Teslaが決算報告資料で報告している重要指標から見ていきましょう。

左側のグラフ(vehicle deliveries)は、四半期ごとの納車台数が示されており、2021Q2は20万台を初めて超えました。さらに、2020Q1から6四半期連続で納車台数が増加しています。

真ん中のグラフでは、営業キャッシュフロー(青)とフリーキャッシュフロー(赤)が示されており、2020Q2から5四半期続けてキャッシュフローがプラスとなっています。

右側のグラフは純利益(青)とEBITDA(赤)で、2021Q2では$1.2B(約1,200億円)と大きく純利益を伸ばしており、直近の4半期でも$300M(約300億円)を大きく下回ることがなく、安定して利益を出しています。

赤字が問題視される時期もあったTeslaですが、直近の決算は絶好調の内容であると言えるでしょう。


Teslaの好調の因数分解

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では、なぜ好調な業績を続けられているのでしょうか?その要因を製造、納車などのデータから分析していきます。

モデルSとモデルXは、新モデルが発売されて製造も納車も始まりましたが、製造は2021Q2で2,340台、前年同期比(YoY)-63%、納車は1,895台、YoY-82%と、まだ元のペースには戻っていません。

一方、モデル3とモデルYは、製造が20万台を超え、YoY2.5倍と大幅に増産しており、納車も同じく20万台を超え、YoY2倍以上と、Teslaの収益の柱となっています。

充電ステーションのSuperchargerも3,000か所に迫る勢いで増加しており、YoY+46%と順調に増えています。

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こちらは、Teslaの需要量と供給量に関するデータが示されています。

中国(上海)での製造量は45万台強になっており、生産量を増やし続けていることが業績に大きく貢献しています。ちなみに、日本で販売しているモデル3も、中国で製造されています。

下のグラフは、地域別のTeslaの市場シェアの推移を表しています。
中国でのEVシェアは、2021Q2で1%を超えてきており、YoYで2倍以上にシェアを増大させており、急成長しています。

Teslaの収益性は?

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次に、実際にTesla社はどのくらいの収益性になっているのか、確認していきます。

2021Q2の売上は$12B(約1.2兆円)でYoY+97%、粗利益は$2.9B(約2,900億円)でYoY+128%となっており、粗利益率は24.1%です。営業利益は$1.3B(約1,300億円)でYoY+4倍、営業利益率は11.0%となっています。

粗利率はYoYで+3.1ポイント、前四半期比(QoQ)で+2.8ポイント改善しており、営業利益率もYoYで+5.6ポイント、QoQで+5.3ポイントと、2倍近く収益性を高めています。

ここまで記事の前半で、Teslaの業績や経営指標を確認し、好調な業績の要因を分析していきました。

記事の後半では、日本の自動車メーカーであるトヨタ、ホンダと収益性の面で比較をしていき、Teslaの収益性が勝っているのか、それとも劣っているのかという視点で分析していきます。

この記事は、自動車メーカーや製造業に携わっている方や興味がある方、同業他社比較について興味がある方に最適な内容になっています。


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・トヨタの収益性分析
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