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GMOに学ぶ「仮想通貨マイニング事業」のビジネスモデル詳細

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今日の記事では、GMOを取り上げたいと思います。GMOの決算において特に仮想通貨事業に関して詳しい情報が開示され始めたので詳しく見ていきたいと思います。

はじめに2018年1月から3月期の決算の概要を見ていきましょう。

売上は四半期で437億円、YoY+21.3%と大きく成長しています。営業利益に関しては52.6億円でYoY+49%とこちらも非常に力強い成長となっています。

セグメント別に見てみると、全セグメントで非常に好調な決算となっていることは間違いありませんが、その中でも今日は特に仮想通貨セグメントにフォーカスして詳しく見ていきたいと思います。

仮想通貨セグメントは売上が6.3億円、営業利益は△7.3億円となっています。


GMOの仮想通貨関連の3つの事業と会計方針

仮想通貨事業と言うと取引所や交換所をイメージされる方が多いかもしれませんが、GMOの仮想通貨事業は少し様子が異なります。

このスライドに書かれている通り、GMOの仮想通貨事業は仮想通貨のマイニングを中心に行われています。

当然マイニングをした仮想通貨を交換したり、決済に利用したりという事業を展開していくことにもなるわけですが、あくまで仮想通貨のマイニングが中心というネットインフラを長年提供してきているGMOらしいビジネスになりそうに見えます。

マイニング事業とはどのようなものであるかについては後半でKPIとともに説明します。

今回の決算資料では、「マイニングとそれに関連した会計処理の方針」が開示されています。

会計処理の方針を簡単に説明すると、まずマイニングに関しては採掘時に時価で収益を認識します。

そして採掘した仮想通貨を売却した場合、売却時に損益が認識されます。売却せずに仮想通貨を保有している場合は期末時点で評価損益を計上するという形になります。

今日の記事では今回の決算で開示された内容から、「GMOの仮想通貨セグメントのビジネスモデルとKPI」を考察していきたいと思います。そしてマイニング事業の今後の展開とGMOならではの勝ち筋を見極めてみたいと思います。

この記事は仮想通貨事業に関心がある方、仮想通貨そのものに関心がある方、フィンテックの事業の新しいビジネスモデルに関心がある方に適した内容になっています。


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・仮想通貨「交換」事業のKPI
・仮想通貨「マイニング」事業のKPI
・仮想通貨「マイニング」の今後の展開と勝ち方
・まとめ

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