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音声入力のすゝめ:「決算が読めるようになるノート」の作り方

今回はいつもと少し違った話を書いてみたいと思います。

私は生産性オタクで、いかに短い時間で効率的に高いパフォーマンスでアウトプットを出すかってことを常に考えています。(言い方は悪いですがサボるのが好きなんです。)

このノートについても、始めてから今に至るまでよく「暇なのですか?」と聞かれます。

決して暇なわけではなく、今でも自分のスタートアップを経営するというのが日々一番時間を使っている仕事です。

このノートは大体いつも週末に書き溜めていて、1本あたり30分〜1時間程度で書いています。

これを言う度に多くの友人達から「そんなに短い時間で書けるわけがない」と言われるのですが、短時間でこれだけの長文を書けるようになったには秘訣がありますので、今日はそれを披露したいと思います。


音声入力との出会い

私の人生の中で仕事の生産性が劇的に上がったタイミングはいくつかありますが、ここ数年の間で最も生産性が上がったのは音声入力に出会った時です。

特にスマホでの音声入力はちょっとした待ち時間などのスキマ時間をかなり有効に活用することができ、机やパソコンの前にいなくても非常に短い時間で生産的な仕事を出来るようになりました。

このノートを作る際はまず各社の決算資料を読む必要があります。これは私が前職時代に得た特殊スキルでもありますが、決算資料を読み短時間でポイントを理解するということが必要です。

次にそのポイントをわかりやすい日本語で書き出すということが必要なわけですが、現在ではこの部分に音声入力を使っています。

具体的にどのように行っているかと言うと、例えば夜自宅でダラダラしながら決算資料を読んでいるとします。

その時に思いついたことを音声入力でメモとしてどんどん入力していきます。そして週末にそれらのメモを清書してnoteとして仕上げていきます。

この音声入力でメモを作るという時間は、私としては全く仕事をしている感覚ではありません。

本当にダラダラしながら「もし音声入力に出会わなかったら全く生産的でなかった時間」が、机に向かうことなく机やパソコンに向かうことなく生産的な時間に変わりました。


音声入力を行う際の注意点

1つ目はとにかく完璧を期待しないことです。

音声入力は近年めざましく進歩していることは事実ですが、それでも聞き間違いや誤変換などは当然あります。

メモだと思って間違いを気にせず、どんどん入力することが生産性を上げる鍵だと思います。

2つ目は出来る限りAndroidの音声入力を使うことです。

iPhoneのSiriに比べてGoogleの音声入力は圧倒的に精度が高いと言えると思います。Android端末をお持ちでない方は、Google Docsの音声入力機能を試してみてください。

3つ目は音声入力を行う機会を増やすために、親しい友人や同僚などとのメッセンジャー等でのやり取りも全部音声入力にしてしまうことです。

キーボードのタイピングをはじめて覚えた時と同じ感覚で、やはり習うより慣れろです。

私の場合FacebookメッセンジャーやLINEでのやりとりはほぼ音声入力です。それ以外にも例えば社内のメールや Slack など、多少のタイプミスがあっても許される場合は音声入力で処理するようにしています。


なぜ音声入力が生産性を上げるのか

人間が情報の処理する場合の「出力」と「入力」について考えてみましょう 。

「出力」は大きく、「書く(タイプする)」と「話す」に分けられます。

通常の人間がキーボードで何かをタイプする場合のスピードはどのくらいでしょうか 。

日本情報処理検定協会/日本語ワープロ検定試験では、10分あたりの文字数が以下のように定められています。

4級 : 200文字以上 (誤字脱字1文字に付き1文字の減点)
3級 : 300文字以上 (誤字脱字1文字に付き1文字の減点)
準2級 : 400文字以上 (誤字脱字1文字に付き3文字の減点)
2級 : 500文字以上 (誤字脱字1文字に付き3文字の減点)
準1級 : 600文字以上 (誤字脱字1文字に付き5文字の減点)
1級 : 700文字以上 (誤字脱字1文字に付き5文字の減点)

これを見ると1分間に70文字タイプできる人は非常にタイピングが速いということになります。

話す場合は、人間が話しやすい/聞き取りやすいと言われるスピードとして、「NHK式7つのルール」で1分間に300文字というのが目安とされています。

つまり情報を出力する場合「話す」方が「書く(タイプする)」よりも4倍以上速いのです。


次に入力について考えてみましょう。

人間の情報処理する場合の入力は大きく分けて「聞く」と「読む」です。

「聞く」場合は上で説明した話す場合と同じで、1分間に300文字というのが目安です。

では人間はどのくらいのスピードで文章を読めるのでしょうか。

これはもちろん人によって違うわけですが、平均の読書スピード1分あたり600文字と言われています。

日々大量の情報に触れているこのノートの読者の方はもっと早いかもしれません。

つまり普通の人は何かを聞くよりも読む方が2倍程度早いということになります。

(余談ですがたまにメッセンジャーなどで音声をそのまま送ってくる人はいますが、あれは受け手に優しくないのでやめましょうね。入力は確かに楽なんですが、聞く方法が非常に時間がかかります)

従って一番生産性が高い情報のやりとりは、「出力は音声で行い入力は文字で読む」ということになります。


まとめると、人間の平均的な文字の入出力のスピードは以下の通りです。

・書く(タイプする): 70文字/分
・話す・聞く: 300文字/分
・読む: 600文字/分

以上、このノートの作り方と、音声入力をどのように活用しているのかを簡単に整理しました。

音声入力はまだ仕事で活用している人は非常に少ないと思いますが、私の個人的な経験から本当に生産性が上がりますので是非トライしてみてください。
そしてiPhoneをお使いの方は、これだけのためにAndroidに変える価値があると思いますので是非ご検討ください。

(表紙画像: http://getnews.jp/archives/1234865)


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アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。

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