Q. マイナス金利解除でメガバンクの収益が増える理由は?
新着記事をTwitterでお届けします。下記URLからご登録ください。
Twitter: https://twitter.com/irnote
この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2024年3月19日、日銀がマイナス金利政策を解除しました。これで大規模な金融緩和が事実上終了することになります。
もちろん、この決定は多くの企業に影響を与え、特に金融機関は直接的に影響を受けます。
では、三菱UFJファイナンシャル・グループ(MUFG)、三井住友ファイナンシャルグループ(SMBC)、みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)のメガバンク3社の決算はどのように変化したのでしょうか?
本記事では、マイナス金利解除がメガバンクの決算に与える影響について解説していきます。
MUFG、SMBC、みずほFGの最新決算比較
メガバンク3社の2024年度Q1(4-6月)決算の業務純益(一般企業の営業利益に相当)を見ると、MUFJはYoY+21.8%の6,781億円、SMBCはYoY+31.2%の4,688億円、みずほFGはYoY+32.1%の3,287億円と、いずれも前年度より大きく伸びていることがわかります。
同じく、当期純利益に相当する親会社株主純利益に関しても、MUHJはYoY+11.5%の5,340億円、SMBCはYoY+49.7%の3,714億円、みずほFGはYoY+18%の2,893億円と大きく伸びています。
このように、メガバンク3社は前年度に比べて、明らかに業績が良くなっていることがわかります。
この記事は、金融業界に興味のある方、政策金利について知りたい方に最適な内容になっています。
ここから先は、有料コンテンツになります。このノート単品を500円、あるいは、初月無料の有料マガジンをご購入ください。
有料マガジンは、無料期間終了後、月額1,000円となりますが、1ヶ月あたり4〜8本程度の有料ノートが追加されるため、月に2本以上の記事を読む場合には、マガジン購読がお得です。
月末までに解約すれば費用はかかりませんので、お気軽に試してみてください。
有料版をご購入いただくと、以下のコンテンツをご覧いただけます。
ここから先は
¥ 500