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【コロナ禍絶好調】BASEのテイクレートは高い?低い?更に上げるための施策とは?

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私のYouTubeチャンネルでは、決算読み解き実況中継をしています。おかげさまでYouTubeの方も多くの方にご覧いただいているのですが、特に忙しいビジネスパーソンの方たちから「YouTube動画の内容を知りたいが、動画を見る時間が無い」というお声を多数いただいています。

この記事では、上の動画の内容をスクリーンショット付きで文字起こししてあります。動画を見る時間はないけれど、内容を短時間でおさらいしたいという方に最適です。


今回の決算の印象は?

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ーー(Risa)皆さんこんにちは。今回は、eコマースプラットフォームを提供する BASEの2021年12月期第1四半期の決算をシバタさんに解説して頂きます。

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ーーBASEは、2019年に上場した日本最大級のeコマースプラットフォーム「BASE」及び、決算サービス「PAY.JP」の運営をしている会社です。

ーーネットショップ制作サービスプラットフォームとしては、日本最大級までに成長しております。

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ーーコロナ禍でEC市場が拡大したと言われている中、2020年から引き続き、今期月間GMV及び月間ショップ数は順調に推移しています。

ーーただし、1ショップあたりの月間平均GMVに関しては、減少傾向にあります。

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ーー売上高、売上総利益共に、前年同期比約2倍で増加しており、販管費も削られていることから、黒地着地しています。

ーーシバタさん、今回の決算の印象を教えて下さい。

(シバタナオキ)画像には出ていませんが、取扱高が約2倍、売上もほぼ2倍、そして黒字化と3つ揃いました。

この数字だけ見るとかなり完璧に近い決算だったと言えるのではないでしょうか。

アメリカのShopify等を見ていても、前年同期比2倍になるのは、かなりコマースとして強い部類の決算です。

繰り返しになりますが、この数字だけを見ると本当に良い決算でした。


BASEはほかのプレイヤーと何が違う?

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ーーBASEのビジネスモデルは、昔で言うところのeBay、PayPal、最近ではSquareやShopifyといった組み合わせとも似ています。

ーーこういったモデルとしては古くからあり、コマース事業によっては鉄板なビジネスモデルかと思いますが、彼らが他のプレイヤーと何が違うのか教えて下さい。

日本では、楽天市場やYahoo!ショッピングが、その当時の中小規模の店舗に、オンラインで物を売れるようにしました。

とても革新的でしたが、彼らの言う「中小」は、それなりに売上があって、社員相手という人たちだったはずです。

そして、スマートフォンが登場し、インターネットが世の中の全員に行き届くようになりました。

その後に、今度は売り手側が更に小規模な人、いわゆるちゃんとした事業にまでなっているのか分からないような人たちも含め、売り手になれる時代になったわけです。

楽天市場やYahoo!ショッピングが取りに行かないような小規模な人やお店の商品を、ネットで売れるようにしたのがBASEやShopifyでした。

そういう意味では、新しく出てきたマーケットに対しての先行者利益というのはかなり大きいのではないでしょうか。

ーー個人的に、オンラインでお店を出したことがないのですが、やはりこのBASEのeコマースプラットフォームというのは、楽天などと比べると格段に簡単に出せるのですか。

そうですね。出店するプロセスはとても簡単でしょう。


コホートの改善の余地はあるのか

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ーーBASEは、 ショップの開設や維持は無料化し、売上に対する手数料のみを回収する、手数料単体モデルを採用しています。

ーーちなみにShopifyの方は、月間のサブスクリプション費と手数料の両方を回収する「サブスク+手数料」のハイブリッドモデルを採用しています。

ーーこれを見ると、手数料単体モデルのBASEは、取扱高が増えれば増えるほど収益が増えていくため、やはり取扱高が重要なKPIとなってくるはずです。

ーーこのGMVを拡大させていくのは、新規出店はもちろん、既存店の継続的な成長も大事だと思います。

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ーーコロナ前の推移を見てみると、過去のコホートがあまり成長していないようなところが気になりますが、改善の余地はあるでしょうか。

決算の前年同期比を見ると、去年の第1四半期がコロナ前だったこともあり、すごく大きく跳ねているように見えます。

しかし、前四半期あるいはその過去4四半期くらいを見てみると、緑や青の部分のGMVが減ってきているように見えます。

コロナで特需はありましたが、その特需で買ってくれた人が、必ずしもリピートで購入してくれるわけではありません。

とはいえ、コロナの特需があったことは事実です。二つの見方があって、ちょっと減ってきているから心配だというのが一つ目、そうは言っても大分維持出来ているよね、というのが二つ目です。

まだShopifyなどはあまりスローダウンしていないので、日本特有の状況なのか、BASE特有の状況なのかは分かりませんが、コホートで見たときに、緑や青の部分が落ちてくるのかというのをちゃんと見るべきです。

次の決算やその次の決算で、このグラフがどうなるのかに注目した方が良いのではないでしょうか。

ーーやはりコロナが終わった後の世界で、どうBASEが成長していくかに注目するべきなのですね。


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・注目すべき他社比較の数字は?
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アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。