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Twitter、Facebook、Snapchat、LINEの中で最も営業・マーケティング費用率が大きいのは?

A. Twitterが24%で売上に占める営業・マーケティング費用率が最も大きい
Twiitter:24%
Snapchat:17.1%
Facebook:14%
LINE:12.3%

この記事はYusuke Gotoさんとの共同制作です。

共同制作者のYusuke Gotoさんは、SaaSビジネスのマーケティングを担当されているサウナ好きのライターさんです。

今回は、Twitterをはじめ多くの方の生活に浸透しているインターネットメディアビジネスの主要なKPIを比較した後、後半では各社の営業・マーケティング費用率について詳しく見てみたいと思います。

まずはじめに、それぞれの決算を比べていきましょう。
※各社直近四半期単体の数字をベースに記述しています

Q4 2019 Letter to Shareholders(Twitter)

Facebook Q4 2019 Results(Facebook)

Snap Inc Q4 and Full year 2019 earnings slides(Snapchat)

2019年12月期 第4四半期決算説明会 プレゼンテーション資料(LINE)

Asia & The Pacific(APAC人口)


各社の決算比較

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まずはじめに、今回比較する4社の四半期売上高ですが、Facebookが約$210B(約2.1兆円)超えと圧倒的な規模となっています。

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次に、直近の四半期売上高の前年同期比での成長率を見てみると、SnapchatがYoY+44%と直近の第4四半期で見ると最も成長しています。

また、2番目に成長率が高いのが最も規模の大きいFacebook(YoY+24.6%)となっており、売上規模だけでなく高い売上成長率を維持しているFacebookの凄さがより実感できる数字となっているのではないでしょうか。

※LINEはLINE payなどの戦略事業が投資フェーズにあるため、今回は除外しコア事業のみで営業利益を算出

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年間の営業利益は、売上高の大きさに比例してFacebookが約$88.58B(約8,858億円)と圧倒的な成果を残しています。

※LINEはLINE payなどの戦略事業が投資フェーズにあるため、今回は売上、営業利益ともに除外し、コア事業売上518億円とコア事業営業利益66.3億円で営業利益率を算出。戦略事業を含んだ第4四半期営業利益は▲115億円の赤字。

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営業利益率に関してもFacebookが約42%と、他のサービスと大きく差を開けて高い数字を記録しています。

Snapchatは営業利益が約43億円、営業利益率は約7.7%とメディアビジネスとしては低い数値となっており、これからマネタイズを強化していくフェーズかもしれません。


全体売上に占める広告事業の割合は?

※Snapchatについては広告事業売上単体の記載がなく割愛

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次にメディアビジネスの主な収益源となることが多い「広告事業」が、全体の売上高に対してどの程度の割合を占めているかを見てみます。

Facebookはなんと98.4%もの売上が広告事業によるものとなっています。
対してLINEは、コア事業を広告事業と、コミュニケーション・コンテンツ事業の2つの柱として展開している他、戦略事業のQRコード決済など、幅広い収益源を持っているため、売上に占める広告事業の比率が低いと言えそうです。


DAU比較

※TwitterはmDAU(=monetizable DAU)という収益化につながるDAUの値を使用

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DAU(Daily Active Users = 日々の利用者数)を比較してみると、売上規模が大きいFacebookが約16.6億ユーザーを抱えており、他と比べ頭一つ抜けていることがわかるかと思います。

Twitterは、mDAU(=monetizable DAU)という収益化につながるDAUの値を発表しているため、実際のDAUはこれより大きな数字ではないかと思います。


月次ARPU比較

※DAU(Twitterに関してはmDAU)ベースで算出

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月次ARPU(Average Revenue Per User = 1ユーザー当たりの売上)もFacebookが約424円と2番手のTwitterに2倍近い差をつけている状況となっています。

以上、前半では基本的な決算の数値を比較した結果、総じてFacebookの素晴らしいKPIが目立つ形になりました。

記事の後半では、Facebook以外のメディアの特徴と営業マーケティング費用率の分析でわかった面白いポイントをお伝えしていこうと思います。

この記事は、インターネットメディアビジネスに携わっている方、グローバルなメディア企業の戦略に興味がある方、SNS全般に興味のある方に最適な内容になっています。


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・●●率比較
・営業・マーケティング費用率と●●率の関係性
・まとめ

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アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。