【決算1分解説】コストコのEコマースが前年比+20%と大幅に成長
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2024年9月1日から、コストコは7年ぶりにアメリカとカナダで年会費を値上げしました。ゴールドスターメンバーシップとビジネスメンバーシップの年会費は$60(約9,000円)から$65(約9,750円)に、エグゼクティブメンバーシップは$120(約18,000円)から$130(約19,500円)に引き上げられました。
今回は、値上げ後初となる、2024年9月26日に発表された2024年Q4(2024年5月13日~2024年9月1日)決算の注目ポイントを解説します。
コストコとは?
コストコは、アメリカ発の会員制倉庫型量販店で、世界で3番目の規模を誇る小売業です。食品、家庭用品、電化製品、家具、衣類、雑貨、日用品、燃料、旅行サービス、金融サービスなど、幅広い商品とサービスを提供しています。大量に仕入れることで、低コストで商品を提供できるのが特徴です。
コストコ2024年8月期Q4決算(24/05/13 - 24/09/01)
2024年9月期Q4四半期売上高は$78.2B(約11.73兆円)、YoY+1%と横ばいでしたが、調整後の数値をみるとYoY+7.3%と大幅に成長しています。
Ticket(平均取引額)はYoY-0.9%と減少しましたが、Traffic(来店頻度)はFY24Q4は前期に比べて1週少ないにも関わらずYoY+6.4%成長となりました。
Eコマースは為替の影響を除くとYoY+19.5%と驚異的な成長を遂げています。詳細は記事の後半で解説していきます。
記事の後半では、コストコの2024年8月期Q4決算の注目ポイントを解説していきます。この記事は、米国の小売事業について深く知りたい方や、会員ビジネスに興味がある方に最適な内容になっています。
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