Q. 個人間送金サービスVenmoのテイクレートは?
Q. 個人間送金サービスVenmoのテイクレートは?
A. 現時点では0.27%
日本でも、キャッシュレス化を推進するために、 QRコード決済などの新しい決済方法が盛り上がってきていますが、今日はアメリカの PayPal傘下のVenmoの話をしたいと思います。
Venmoは元々、個人間送金アプリとしてサービスが開始され、PayPalに買収されたサービスです。
[銀行口座からでもアプリにお金を出し入れするのに基本的には費用がかからないので、割り勘などの用途で、オーガニックに急速にユーザーが拡大しました。
2017年には、Pay with Venmoというサービスを開始しました。このサービスは個人間送金だけではなく、お店などでVenmoで支払いができるというサービスです。
PayPalグループにJOINしたことで、PayPalが既に抱えている多くの加盟店に一気にVenmoを導入することが出来るようになったというのは非常に大きく、Venmoのマネタイズが徐々に始まってきています。
More than 2 million U.S. merchants enabled to accept Pay with Venmo
決算資料にこのように書かれていますが、200万店舗を超える加盟店で、Pay with Venmoが利用出来るようになっています。
今日の記事では、PayPalの決算資料から、Venmoのマネタイズの進捗状況を見ていきたいと思います。
日本のQRコード決済の今後は、マネタイズに時間がかかりそうな所が多いように見えますが、Venmoのケースは必ずしも同じサービスとは言えませんが、マネタイズの進捗という点では参考になるのではないかと思います。
この記事はFintechサービスを担当されている方、決済サービスを担当されている方、個人間送金ビジネスに携わっている方に役立つ内容になってます。
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・Venmoの取扱高はPayPal全体の10%超
・PayPalのモバイル取扱高の伸びがヤバイ: YoY +40%
・Venmoの取扱高 vs eBay経由の取扱高
・Venmoのテイクレートは?
・PayPal全体のテイクレートは、Venmoのテイクレートの●倍
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