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Q. 決算資料が「神レベル」なクラウドワークスとラクスル、どこが「神」なのか?

(現在、クイズ形式の記事を試しています。以前公開した記事と似た内容ですが、是非ご一読いただき、フィードバックいただけると嬉しく思います。)

Q. 決算資料が「神レベル」なクラウドワークスとラクスル、どこが「神」なのか?

A. ただの数字や戦略の羅列ではなく、事業KPIについて「うちの会社にとっては、結局のところ一体何を意味するのか?」を構造的に考え因数分解した上で、具体的にどう向上させるか意思表示しているから。

今日の記事では、ラクスルとクラウドワークスの2社の、決算資料の素晴らしさについて語ってみたいと思います。

私は趣味で、ほぼ全てのネット企業の決算資料を読み込んでいますが、今回の四半期決算の決算説明会資料で、この2社が圧倒的に優れている点があったので、ご紹介したいと思います。

結論から言うと上記の通り、2社ともに、事業KPIを、各社の特性に応じて構造的に因数分解して捉えているところが素晴らしいと思います。

つまり、「うちの会社にとって売上総利益率って、市場規模って、結局何を意味するの?」といった事を具体的に定義し、その上でどの要素を成長させてきたのか、これから成長させるかを、内外へ知らしめているのが、この2社です。

単に決算や数字の読み方だけではなく、事業を構造的に因数分解して捉える、という点で非常に勉強になるかと思いますので、是非楽しみにご覧頂ければと思います。

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・売上総利益率の因数分解(ラクスル)
・総契約額の因数分解(クラウドワークス)
・市場規模の因数分解(クラウドワークス)
・コホート分析(クラウドワークス)
・事業KPIを因数分解して開示するメリット・デメリット

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