人工知能で「お金がお金を増やす」ロボ・アドバイザー
何だか金融商品の宣伝のようなタイトルですが(汗)、そういう怪しい記事ではありませんのでご安心を。ただし、いろいろ主観が多く混じった記事であること、知っている人は何を当たり前のことを書いているんだ、という内容かもしれないことをご理解いただきたく思います。
アメリカに住んでみて、日本と一番違うなぁと感じているのは、少しずつだけどインフレになっている国だという当たり前の事実でした。
インフレであるためか、お金を正しく運用するとしっかりリターンが出る、というのが、日本のゼロ金利世代としてで育った僕には大きく欠落している感覚でした。
日本だと、銀行にお金を預けておくと、金利がほとんど付きません。最近はマイナス金利になっているため、個人の預金はマイナス金利にはなっていないとは言え、金利が淋しいです。
アメリカでも銀行に預けるだけだとさほど金利は付かないのですが、アメリカには、銀行にお金を預ける以外にも、お金がお金を増やす多くの手段があることに気づきました。
もちろん、日本でも、自分で株を買ったり、FX投資をしたり、いろいろ出来るかと思いますが、それはとてもリスクが高くて、普通の人がやると火傷をする可能性がありますね。
今日のお話は、そういった「素人の博打投資」ではなくて、「プロによる金融工学に基づいた資産運用」の話です。
お金がお金を産む世界
多くの人は、中学校くらいの時に「金利」という概念を学校で習ったはずです。他方、僕なんかは、ずっとゼロ金利で育っているので、お金がお金を産むという実感がないまま、育ってきてしまいました。
アメリカに来て、401k(確定拠出年金)をはじめてみて、驚いたのは「お金がお金を産む世界」が実在するということです。
過去30年間の平均で、債権は平均年率7%、株式は平均年率11%で運用されてきているそうです。7%-11%の複利でお金が回るというのは、日本で育った僕の感覚だと信じられない話でした。
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