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2024年12月19日に、レシピ動画プラットフォーム「クラシル」を運営するdely株式会社（以下、dely）の東証グロース市場へ新規上場しました。

delyといえば、LINEヤフーグループ傘下で、レシピ動画プラットフォーム「クラシル」やライフスタイル情報メディア「TRILL」など、多くの方が1度は利用したことがある、または聞いたことがある有名サービスを複数運営している企業です。

本日は、そんなdelyの「主力サービスであるクラシルをもとにした成長戦略」について解説しました。

delyの競合にあたるクックパッドとの比較（※クックパッドの最盛期時点での比較）もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

delyとは？

delyは2014年4月に設立された企業で、当初はフードデリバリーサービスを展開していましたが、その後はピボットして、現在は国内最大級のレシピ動画プラットフォーム「クラシル」を運営しています。

delyの簡単な沿革は以下の通りで、上場日は2024年12月19日、想定時価総額は483億円です。

直近、スイングバイIPO（※スタートアップが一時的に大企業の傘下に入ることで、その経営リソースを活用して顧客基盤や組織体制を整え、IPOを目指す成長モデル）が注目されており、delyの上場承認はKDDIグループのソラコムに次ぐ、象徴的なスイングバイIPOの事例と言えるでしょう。

次章からはdelyの事業内容や業績、競合であるクックパッドとの比較を行い、同社の成長戦略について解説しました。

この記事は、メディア事業に従事している方や企業の成長戦略に関心がある方に最適な内容になっています。