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Q. 日本におけるLGBTQ市場は何兆円?

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ヒント:約●兆円。今後、LGBTQ層に特化/対応したサービスや商品が広がることで、新たな市場を開拓できる可能性がある。

この記事はKimmyさんとの共同制作です。

今回は「LGBTQ」をテーマに、2020年7月にIPOを果たした「BlueCity」という面白い企業と、日本におけるLGBTQ市場の現状を取り上げます。

人によっては一見馴染みのない領域ですが、深掘りしていくほど意外な発見がありましたので、是非最後までお付き合いください。


左利き、AB型人口と同じだけいるLGBTQ

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LGBT(Q)とは、Lesbian、Gay、Bisexual、Transgender、(Questioning:決まっていない)の頭文字をとった単語です。恋愛対象が一般とは異なる、あるいは身体の性と心の性が一致していない人が該当します。

電通ダイバーシティ・ラボの2015年の調査によると、日本におけるLGBTQの割合は総人口の7.6%を占めており、2018年では8.9%まで比率が上がっています。

これは「11人に1人」の割合となりますが、実はAB型(約10%)、左利き(約11%)とほぼ同じ割合です。確率で言えば、身近に接する人やコミュニティの中にいる可能性も十分にあります。

*東京レインボープライド「LGBTとは?」

*電通ダイバーシティ・ラボ 「LGBT 調査 2018」(2019/01)

*ENGLISH JOURNAL「左利き、AB型、LGBT。日本人の中で一番多いのは?」(2019/11)


世界全体で広がるLGBTQコミュニティ

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Frost&Sullivanの調査によると、世界全体でLGBTQのコミュニティは拡大しており、2018年は総人口の5.9%(4.5億人)、2023年までには7.4%(5.9億人)を占める見込みとなっています。

さらに、2018年の世界のオンラインLGBTQ市場の市場規模は$2,615億(約26兆円)で、2023年までに$5,080億(約51兆円)に達すると予測しており、年平均成長率は17.3%と高い水準です。

同社の調査では、市場の成長を後押しする要因として、LGBTQ層は一般層よりも平均可処分所得が一般的に高いことも挙げられています。中国の場合、2018年の年収レベルは一般人口は$6,500(約65万円)に対し、LGBTQ人口$は8,100(約81万円)と1.24倍も高くなっていると記載されています。

※Frost & Sullivan LGBTQ白書, 2020/03(中国語)

記事の後半においては、LGBTQ領域においてグローバル展開する「BlueCity」という企業の成長要因を見ていくとともに、日本でのLGBTQ市場のこれからを考察していきます。

この記事は、LGBTQやSDGs(ジェンダー平等)に興味をお持ちの方、SDGs関連のビジネスに興味がある方や携わっている方に最適な内容になっています。

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・●●事業の成功術
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