Q. 英語学習サービスの中でプログリットの営業利益率が抜きん出ている理由とは?
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今回は、英語学習サービスで有名な「プログリット」を中心に見ていきます。
プログリットは、2024年7月10日に発表された、2024年8月期 3Q決算にて、今期の累計売上高・営業利益でともに過去最高を達成し、非常に好調な業績です。
加えて、2023年12月に「ビジネス特化型 発話トレーニングサービスのSUPIFUL」や2024年7月に「AI英会話サービスのDiaTalk」の2サービスを立て続けにリリースし、注目を集めています。
このように絶好調なプログリットですが、その背景にはしっかりとした収益基盤があります。プログリットは、営業利益率が他英語学習サービスと比べて抜きん出ており、それをもとに新たなサービスへの積極的な投資もできているわけです。
今回の記事では、前半に英語学習サービス3社の業績を解説し、記事の後半では、プログリットの業績推移を分析した上で、プログリットの営業利益率が抜きん出ている理由を考察していきます。
英語学習サービス各社の中では、プログリットの営業利益率が非常に優秀
今回の分析では、ビジネス特化型オンライン英会話サービスを運営するビズメイツ、オンライン英会話で最も個人利用者が多いレアジョブを比較対象としてみていきます。
上図は、英語学習サービス各社の3Q累計の業績をまとめたものです。
売上高の大きい順に、レアジョブ(77億円)→プログリット(31.8億円)→ビズメイツ(23.2億円)となっています。
また営業利益率の大きい順では、プログリット(23.4%)→ビズメイツ(9.5%)→レアジョブ(8.1%)となっています。
3社の売上高を比べて見ると、レアジョブの売上高の規模感が飛び抜けているにも関わらず、プログリットは営業利益率が非常に高いため、営業利益が3社の中で最も大きいことが分かります。
ここまでは、英語学習サービス3社の業績を解説してきました。記事の後半では、プログリットの業績推移を分析した上で、プログリットの営業利益率が抜きん出ている理由を考察していきます。
この記事は、英語学習サービス業界に従事している方や事業運営に関心がある方に最適な内容になっています。
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