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Q. 終活版「価格.com」の鎌倉新書がストップ高、新たな収益の柱とは?

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ヒント:鎌倉新書は終活関連の様々な領域で事業展開しています。

本日は、終活版の「価格.com」とも呼べる株式会社鎌倉新書(以下、鎌倉新書)の好調な決算と、”新しい収益の柱”について解説します。

鎌倉新書は、1984年に設立された終活領域に関するメディアを運営する企業で、2015年に東証マザーズ(現東証グロース)に上場、2017年に東証一部(現東証プライム)に上場市場の変更を行いました。

鎌倉新書の発表によると、葬儀・仏壇・お墓の「供養3事業」だけで2兆円の市場規模を誇るとされ、少子高齢化が進む日本において、”終活”の市場は数少ない成長市場の1つと考えられます。

そんな成長市場で異彩を放つ鎌倉新書について、この記事では事業のトレンドや、業績と株価の連動性、新しい収益の柱とは何なのかを丁寧に解説します。


終活領域で事業展開する鎌倉新書が好調な決算を発表

鎌倉新書は”終活関連”のメディアを複数運営している企業で、具体的には生前に検討する「保険、介護、不動産」領域から、死後の「お墓、葬儀、仏壇、相続」まで幅広く、各事業者にユーザーを送客するメディアを運営しています。

終活は人生で何度も経験するものではないため、事業者と顧客の情報格差がかなり大きい市場です。そこで、鎌倉新書は顧客視点の情報掲載や手厚いサポート等を通して、情報の非対称性を解消するビジネスモデルを構築し、終活市場で大きく成長してきました。

鎌倉新書の2024年1月期の通期売上は58.59億円(YoY+17.1%)、営業利益は8.16億円(YoY+18.9%)と、過去最高の売上・営業利益を記録しました。

ここまで、鎌倉新書のビジネスモデルと業績について見てきました。次章からは鎌倉新書の事業別業績や株価との関係について見ていき、鎌倉新書の新たな収益の柱を解説します。

この記事は、メディア事業に従事している方や、新規事業開発に関心がある方に最適な内容になっています。


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・業績が過去最高でストップ高になるも、株価はまだ半分
・新規事業の収益化はいつになるのか?
・おまけ: ここからの新たな収益向上のポイントとは?
・まとめ


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