【決算速報】Q. スマレジの営業利益が5.6ptと大幅に改善した理由とは?
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国内SaaS企業であるスマレジは、第2次中期経営計画として「ARR*増大計画」を2023年9月に発表しました。事業好調により、2021年策定の「VISION2031」に記載した計画を前倒して達成したため、更新したものです。
*ARR=Annual Recurring Revenue(年次経常収益)ユーザーがサブスクリプション契約でサービスを利用することで、毎年獲得できる固定売上のこと。
2023年4月期通期決算では、目標の41億円に対して43億円を達成し、ARR目標を上方修正しています。
6月13日に発表された2024年4月通期決算では、ARR成長が好調な結果、営業利益は大幅に改善されました。こちらの記事には、その理由を、最新の決算から解説していきたいと思います。
下記の記事では、よりARRの増大計画について解説していますのでぜひご覧ください。
スマレジとは?
スマレジは、小売店舗向けにiPadやAndroidタブレットなどを使用して、レジの操作や在庫管理などの業務を支援するクラウド型レジ・POSシステム「スマレジ」を中心にサービスを提供しています。
あわせてキャッシュレス決済サービスや、給与計算や休暇管理・シフト管理などのHR領域を支援するタイムカード(HR)事業のほか、ベンチャー投資やIT人材発掘育成事業も行っています。
スマレジ2024年4月期通期決算
2024年4月期通期の売上高は83.85億円(YoY+41.8%)、営業利益17.35億円(YoY+94.1%)と大幅な増収、増益を達成しました。営業利益率は2023年4月期の15.1%から20.7%(+5.6pt)改善しています。
記事の後半では、スマレジの2024年4月期通期決算をさらに深堀りし、営業利益が大幅に改善した理由を解説していきます。
この内容は、スマレジの決算について深く知りたい方や、国内SaaSビジネスに興味がある方に最適な内容になっています。
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