日米のマッチング(出会い系)サービスOmiai vs Match GroupのARPUを比較してみたよ
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今日の記事では、日米のマッチングサービスの有料会員当たりの売上の比較をしてみたいと思います。
今回は決算で公開されている企業として、日本は株式会社ネットマーケティングによるOmiai、アメリカはMatch(.com) Groupの数字を用いて比較を行います。
初めに両社の決算を簡単におさらいしておきましょう。
株式会社ネットマーケティング・Omiaiの決算概要
株式会社ネットマーケティング 2019年6月期決算 第1四半期 決算補足説明資料
株式会社ネットマーケティングの2018年7月から9月の四半期においては、売上高が34.6億円、売上総利益が9.81億円、営業利益が2,600万円位となっています。
売上と粗利の両方が大幅に伸びているにも関わらず、営業利益が落ち込んでいるように見えるのは、マッチングサービスOmiaiに大きな投資を行っているためです。
セグメント別に見てみると、Omiaiを中心としたメディア事業がYoY+35.8%の10億円という二桁億円の売上に到達しており、広告事業はYoY+24.4%の25億円という売上になっており、両方の事業とも、とても好調であることが伺えます。
Omiaiを中心としたメディア事業に積極的なマーケティング投資を行い、会員増加が売上に繋がるという好循環が起こっていることが、ご理解いただけると思います。
Match Groupの決算概要
アメリカのMatch(.com) Groupの決算を詳しく見てみましょう。
Match Group Q3 2018 Investor Presentation – November 6, 2018
売上がYoY+29%の$444M(約444億円)、営業利益はYoY +54%で$140M(約140億円)と、とても順調に早いペースで成長していることがご理解頂けると思います。
Match(.com) Groupというと皆さんはTinderを思い浮かべるかもしれませんが、Tinder以外にも、このスライドにあるような、様々なマッチングサービスを保有している会社です。日本のPairsもこちらに記載されていますね。
Match(.com) Groupの最大の強みは、プロダクトポートフォリオがしっかり組めている点で、Tinderの次のサービスであるHingeと呼ばれるサービスもリリースして、四半期あたり100万ダウンロードを突破するなど、ニューヨークを中心に非常に強力なトラクションを得ています。
さて以下ではOmiaiとMatch(.com) Groupのそれぞれで、有料会員数の絶対数、さらに伸び率、そして有料会員当たりの売上を、比較してみたいと思います。
この記事は、マッチングサービスを担当されている方、個人法人向けに課金ビジネスを展開されている方、メディアビジネスを担当されている方に、役立つ内容になっています。
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・Omiaiの有料会員数とARPU
・Match Group(北米)の有料会員数とARPU
・OmiaiとMatch Group(北米)ARPUはなんと●倍も違う!
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