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【web3事例DB特別編!】9/15更新: ブロックチェーンを活用したIPインフラStory Protocol、安全重視のAIスタートアップ Safe Superintelligence等

web3のトレンドがわかる「web3事例データベース」の2024/9/15分の更新のお知らせです。

テクノロジーの幻滅期と言われるweb3ですが、そんな時代にこそ、革新的なサービスが生まれ、後に広がるといわれます。今日は、特別にいつも2事例のところ、注目の4つのプロジェクト事例をご紹介したいと思います。

web3事例データベースでは、世界中のweb3関連企業やプロジェクトの$1M(約1億円)以上の資金調達をリスト化し、成長性のある/革新的なプロジェクト概要をお伝えしています。

また、カオスマップで全体感を把握したり、注目の事例については事例スライドで確認することもできます。

こちらのnoteでは、9/15更新分のリストをご紹介すると共に、簡単にですが注目事例についてご紹介します。

↓web3事例データベースの詳細についてはこちらをご覧ください。

9/15の更新情報

今週の更新分では、以下の22件の企業・プロジェクトについての情報を追加しています。括弧内は資金調達発表日です。

  • BALANCE: $30,000,000(9/6)

  • Safe Superintelligence: $1,000,000,000(9/5)

  • Hypernative: $16,000,000(9/3)

  • Bridge: $58,000,000(8/30)

  • Time.fun: $3,000,000(8/29)

  • Peregrine Exploration: $3,600,000(8/29)

  • Edge Matrix Chain: $20,000,000(8/29)

  • Solayer: $12,000,000(8/28)

  • Space and Time: $20,000,000(8/27)

  • Gameplay Galaxy: $11,000,000(8/27)

  • Chainbound: $4,600,000(8/26)

  • Story Protocol: $80,000,000(8/23)

  • Stork Network: $4,000,000(8/22)

  • BSX: $6,200,000(8/22)

  • SatLayer: $8,000,000(8/22)

  • BIO Protocol: $6,200,000(8/20)

  • Fabric Cryptography: $33,000,000(8/20)

  • ARC: $4,500,000(8/19)

  • Orderly Network: $5,000,000(8/16)

  • Crunch Lab: $3,500,000(8/15)

  • Chaos Labs: $55,000,000(8/15)

  • Sling Money: $15,000,000(8/15)

今日はこの中から2件、注目のプロジェクトをご紹介します。

9/15更新の注目プロジェクトをチラッとご紹介

ステーブルコインの発行用と支払いAPIを提供 Bridge

Bridgeは、ステーブルコインの発行用と支払いのオーケストレーション用の2セットのAPIを提供しています。世界中の企業が何百万もの潜在的顧客を動かし、サポートできるようにすることを目指しています。

世界中の多数の通貨でのオンランプとオフランプを可能にし、これをステーブルコインに変換して国境を越えた支払いに利用することができます。また法定通貨とドル建てステーブルコイン間のFX変換をサポートするだけでなく、異なるタイプのステーブルコイン間の変換も可能にしています。

ブロックチェーンを活用したIPインフラ Story Protocol

Story Protocolは、IPのライフサイクルを追跡するための中立的な出所ソースや、ライセンシング、リミックスなどを容易にするモジュールを提供しています。

楽曲などのカバーやリミックスが流行しているものの、現行の法律は古いままで、昨今のカバーやリミックスカルチャーに適していません。ブロックチェーン技術を活用して、元のクリエイターが知ることができ、さらに報酬を得ることのできる仕組みでIPインフラの構築を目指しています。

DeFi開発者向けの分散型オーダーブックプロトコル Orderly Network

Orderly Networkは、ブロックチェーン全体で流動性を一つのオーダブックに統合するオムニチェーン取引インフラストラクチャを開発しています。

LayerZeroの技術を活用し、取引を実行するためにトークンがチェーン間を移動する必要がないように設されています。トレーダーはセルフカストディのまま、使い慣れたオーダーブック型の取引インターフェースを利用し、他の異なるチェーン上の取引相手と取引することができます。

安全重視のAIスタートアップ Safe Superintelligence

Safe Superintelligenceは、OpenAI共同設立者の一人であり元主任サイエンティストだったIlya Sutskever氏により設立され、AIの安全性に取り組んでいます。

分散型AIの流れもある中で、当社がどのように営利事業としてAIの安全性に取り組むかに注目が集まっているが、現時点では詳細情報は少ない。

ご興味のある方は、以下のnoteより詳細をご覧ください!

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