Q. コロナ自粛でまだまだ伸びる動画コンテンツ。知っておくべきこと3つとは?
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今日の記事では、サイバーエージェントのライブストリーミングサービス「AbemaTV」の決算を簡単に振り返りながら、
アメリカのデータをもとに、動画コンテンツ・ストリーミング業界の、コロナ前後のトレンド比較からわかった、「コロナ自粛でまだまだ伸びる動画コンテンツの知っておくべきこと3つのこと」をお伝えしたいと思います。
サイバーエージェント株式会社 2020年2Q決算発表(2020年4月22日)
AbemaTVは、2016年のサービス開始時からWAU(Weekly Average User=1週間あたりの利用者数)を1,000万にすることが一つの目安だと言い続けてきました。
図中の赤い矢印を見るとコロナウイルスによる巣ごもり需要が大きくなり、WAUが急角度で上昇してることが読み取れます。グラフから見る限りWAUは1,200万?1,300万ユーザーくらいになっているのではないでしょうか。
決算説明資料から、安倍首相の記者会見などの速報ニュースや記者会見のノーカット生放送、都府県知事のコロナウィルス関連の記者会見の無料のオンデマンド配信、そして新型コロナウィルスの情報提供のための緊急チャンネルを常設するなど、緊急事態宣言が発令されている現在の視聴者のニーズに即した番組を作っていることが伺えます。
ちなみに、サイバーエージェント社のメディア事業の直近(2020年1月?3月)の決算を見てみると、四半期の売上は138億円で前年同期比+18%、営業利益は前年同期とほぼ同じ▲42億円でした。前四半期の▲50億円から赤字幅は縮小したものの、サービス開始から毎四半期▲30億円以上の赤字を計上しています。
このグラフによると、日本国内の動画配信サービスの規模は、YouTubeを除くとAbemaTVと「Amazonプライムビデオ」の一騎打ちになっているともいえるでしょう。
3月に入ってから跳ね上がるように、右肩に上がりに利用者数が上昇してるのが特徴的です。
AbemaTVの有料会員数は、前年同期比+70%で67.6万人まで伸びています。AbemaTVも音楽配信の「Spotify」のように無料で見れるコンテンツがたくさんあり、
有料会員になると有料コンテンツと追加機能が使えるようになるというフリーミアムモデルです。有料会員数が順調に増加していることから、AbemaTVはフリーミアムがビジネスモデルとして成立しつつあることが読み取れます。
AbemaTVがコロナウイルスによる巣ごもり需要を取り込んでいることは間違いありませんが、そもそも、コンテンツ業界にコロナウイルスの影響はどの程度あるのでしょうか?
「Q. コロナ自粛でまだまだ伸びる動画コンテンツ。知っておくべきこと3つとは?」に対する答えとして、自宅待機が日本より先に始まったアメリカの動画コンテンツに関連したデータをもとに、コロナ自粛が動画コンテンツ業界全体に与える影響を3つのポイントに着目して整理していきます。
この記事は、コンテンツビジネスに携わっている方、中でも動画コンテンツに従事している方、さらにはユーザーとして動画ストリーミングサービスを利用している方に役立つ内容になっています。
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・その1: ●●が伸びる●●●●●●
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