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マクドナルドがコロナ禍でも絶好調な要因とは?(おまけ: デリバリーを増やすためのアイディア付)

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私のYouTubeチャンネルでは、決算読み解き実況中継をしています。おかげさまでYouTubeの方も多くの方にご覧いただいているのですが、特に忙しいビジネスパーソンの方たちから「YouTube動画の内容を知りたいが、動画を見る時間が無い」というお声を多数いただいています。

この記事では、上の動画の内容をスクリーンショット付きで文字起こししてあります。動画を見る時間はないけれど、内容を短時間でおさらいしたいという方に最適です。


日本マクドナルドホールディングス 2020年第3四半期決算全体の印象は?

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ーー(東海千尋)皆さん、こんにちは。今日は、日本マクドナルドホールディングスの2020年第3四半期の決算書を読みながら、飲食業界のデリバリー市場についてシバタさんと一緒に話していきたいと思います。シバタさん、よろしくお願いします。

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ーー上図は、日本マクドナルドホールディングスの第3四半期までの累計の売上高や営業利益が分かる決算資料です。資料の中にある説明によると、既存店の売上高は2015年第4四半期から2020年第3四半期まで、なんと20四半期連続でプラスとなっているそうです。コロナ禍でもすごいなと思いました。シバタさん、決算全体の印象はいかがでしょうか?

(シバタナオキ)コロナ禍でこれだけ数字がきちんとつくれている、特に売上が増えており、営業利益が約+17%ですので、すごいの一言です。


日本のマクドナルドが成功し、業績好調な要因は?

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ーーマクドナルドは全世界にありますので、米国本社の決算資料も見てみました。上図の表から、2019年との比較の中で売上が約2%落ちていることが分かります。

また、”日本での売上がうまくいっている”と1行書いてあり、その前に”ラテンアメリカやチャイナはあまりうまくいっていない”と記載されています。世界的に見ても日本のマクドナルドは好調だと思いました。何か要因があるのでしょうか?

まず、日本のマクドナルドとアメリカのマクドナルドは違うものだと思った方が良いです。アメリカのマクドナルドは本当に低所得者向けのハンバーガー屋さんという感じで、どこにでもあって好きな人もたくさんいます。一方、日本の方がもう少し所得に関わらず受け入れられている印象がすごくあります。

運営も元々、藤田 田(ふじた でん)さんがやっていましたし、日本は特殊なオペレーションの形態で、日本独自のメニューもたくさんあると思います。僕もアメリカではマクドナルドに行きませんが、日本に行くとたまに食べたくなるという感じで、少し違うものだと思った方が良いでしょう。

ただ、決算だけを見てみると、おっしゃるようにグローバルでは割と苦戦している地域も多い中で日本はすごくうまくいっているという事実があります。

なぜそうなっているのか、理由はすごく難しくて、外から見ていると分からない部分もありますが、やはり日本の中でドライブスルーやテイクアウトに対して昔から比較的対応できていたというのが非常に大きな要因だと思います。

ーーそうかもしれないですね。昔から、特に地方の幹線道路の脇にはマクドナルドが必ずあって、ドライブスルーで寄れるというイメージはあります。今、話を聞いていて、マクドナルドが一番最初からあるイメージがありますし、他の店よりも圧倒的にドライブスルーが多い気がすると思いました。

やはり他のレストランやチェーン店に比べて、既にドライブスルーやテイクアウトに対して抵抗感がないブランドになっていた事がすごく大きいと思います。


コロナ禍で業績の明暗を分ける要因となるのは何?

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ーー決算書に記載してある内容について具体的に見ていきます。”店内の飲食は前年同期比で見ると減少している一方で、テイクアウト、ドライブスルー、デリバリーの伸長により売上がプラスになっている”と記載されています。まさに先ほどお話にあった、テイクアウトやドライブスルーがうまくいっているところがあります。

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ーー似た業種ということで、上図のモスバーガーの決算書を見てみると、”郊外に多い加盟店はテイクアウトを中心に売上を確保できているが、店内飲食比率の高い首都圏を中心に展開している直営店は利用客が減少している”と書いてあります。

マクドナルドに限らず、デリバリー業態は、コロナ禍での踏ん張りという点では、テイクアウト、ドライブスルー、デリバリーがうまくできているか否かが明暗を分けると思いました。やはり今はテイクアウト、デリバリーが特に重要になってきているという事でしょうか?

まさにおっしゃる通りで、基本的にテイクアウト、デリバリー対応で運命が決まっている感じがすごくあります。仮にマクドナルドのように、外部のデリバリーサービスを使わずに自社でテイクアウトやデリバリーができれば、お店の中にお客さんが入ってこない分、利益率が高くなるはずです。

なぜなら、キッチンは動かさないといけませんが、お店の中の掃除が減るなど接客に使う人員を減らせます。店内の接客人員は、元々そんなに多くないとはいえ、それでも0にはできませんので、減ると思います。

そういう意味では利益率は上がるはずです。利益率アップをいかに強化できるかがポイントの1つだと思います。


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・日本の飲食店舗がデリバリーをあまり導入しないのはなぜ?
・アメリカと日本のデリバリー環境の違いは?
・飲食店が支払う手数料率は下がっていくか?
・今後の飲食業界はどうなるか?
・まとめ

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アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。