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AbemaTVは既にTV地方局を超えレベル。大爆発するかもしれない。

サイバーエージェントの2016年4-6月期の決算が発表されました。

特に既存事業に関しては、相変わらずの絶好調状態で、売上764億円(YoY +24.9%)、営業利益が83億円(YoY +33.2%)でした。

以前書いたように、サイバーエージェントの決算資料は最強に近いくらい分かりやすく、既存事業がなぜ好調なのか、というのは、決算資料を見れば分かるかと思いますので割愛して、AbemaTVの話を書いてみたいと思います。


サイバーエージェントの戦略

藤田社長がここ数年ずっと言っているように、一言で言うと「代理店事業とゲームで稼いで、メディア事業を作る」というのがこの会社の戦略です。

実際過去がどうだったのか、というと、こんな感じでした。

最初、Amebaブログを始めた時は投資家からも散々に言われて、実際、当初想定してように収益が回収できたのかは若干怪しいところがある、というのが本音かと思います。

ブログサービスで儲かっているところはグローバルで見ても皆無で、その中では大健闘されているとは思いますが、Ameba上でのゲームを除くと、ピュアなメディアビジネス(広告)としてのAmebaは、会社の柱になっているか、と言われればNoでしょう。

他方、スマホシフトに関しては、どこよりも上手く乗った、という印象が非常に強いです。今メディア投資が出来ているのも、広告代理店事業・ゲーム事業の両方ともが見事なまでにスマホシフトの波に乗ったから、だという事実は忘れる訳にはいきません。

従って、グラフ中の二つ目の波の投資に関しては、完全にペイした、と言って良いでしょう。さぁ、ここまで1勝1引分け。次の勝負が「動画事業」、というわけです。

(ちなみに、動画事業以外にも、7gogoやAWAなど、いくつかトライをしていて、これだけの新規事業を打ち続けられる企業文化と既存事業の安定感は凄いなぁと思います。)


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・Abema TVは既に地方局超え!?
・Abema TVは儲かるのか?

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