Q. ディズニーの動画配信サービスがNetflixを超えるのはいつになりそうか?
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Q. ディズニーの動画配信サービスがNetflixを超えるのはいつになりそうか?

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ヒント:「Disney+」の会員数が急激に伸びているので、それほど遠い未来の話ではないかもしれません。

Disney+ tops 100 million subscribers just 16 months after launch(CNBC 2021年3月9日)

ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+」が、リリースから1年4ヶ月で会員数1億人を突破したという衝撃的なニュースがありました。

ちなみに、Netflixは2007年頃から動画配信を開始して、現在の有料会員数は2億人程度です。Disney+はスタートから1年半を待たずして、Netflixの有料会員の約半分の会員数を有するまでに成長したことになります。

今日の記事の前半では、ウォルト・ディズニー社の決算と3つの動画配信サービスの概要を見ていきます。記事の後半では3つの動画配信サービスの今後の成長予測をしていきます。

Disney’s Q1 FY21 Earnings Results(2021年2月11日)

Disney Investor Day 2020 Presentation Slides(2020年12月10日)

ウォルト・ディズニー社のセグメント

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ウォルト・ディズニー社の2020年10月-2021年1月2日までの第1四半期の決算資料を見てみましょう。ウォルト・ディズニー社には、大きく分けると2つの事業セグメントがあります。

1つ目のメディア・エンタテインメント事業は四半期売上 $12.7B(約1.27兆円)で前年同期比(YoY) -5%、営業利益は$1.45B(約1,450億円)でYoY -2%でした。

2つ目のパーク事業は四半期売上$3.6B(約3,600億円)でYoY -53%、コロナの影響を受けた営業利益は-$119M(▲約119億円)と前年同期の$2.5B(約2,500億円)の黒字から急落しています。

コロナ禍で営業ができなかったため、パーク事業の売上減少、赤字化は仕方のないことでしょう。

メディア・エンタテインメント事業の内訳

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次に、同じく2021年の第1四半期決算の資料をもとに、事業セグメントごとの内訳を見ていきます。上図で、Revenue(売上)として3つに区分されています。(売上の4行目はセグメント間取引として消去される数字です。)

1つ目の「Linear Networks」というのは、ケーブルや日本ではBS・CSなどテレビ向けのコンテンツ提供をしています。売上は$7.6B(約7,600億円)でYoY+2%とほぼ横ばいとなっています。

2つ目の「Direct-to-Consumer」が、ネット経由での動画配信事業で、四半期売上は$3.5B(約3,500億円)で YoY +73%と急成長、営業利益はまだ$466M(約466億円)の赤字です。

3つ目の「Content Sales /Licensing Other」は、キャラクターを使った版権ビジネスで、四半期売上は$1.7B(約1,700億円)でYoY-56%、営業利益は$188M(約180億円)でYoY-76%と大きく下げています。

メディア・エンタテインメントの3つの事業のうち、ネット経由の動画配信が大きく成長していることがわかります。

「Direct-to-Consumer」を構成する3つの動画配信サービス

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「Direct-to-Consumer」事業に含まれる3つの動画配信サービスを順にご紹介します。

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まずは先述のニュースの通り、開始から1年半を待たずして有料会員数が1億人を突破した「Disney+ 」です。こちらは、ディズニーがグローバルで展開する唯一の定額制公式動画配信サービスです。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作や最新作はもちろん、ここでしか見られないオリジナルコンテンツも配信されています。

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2つ目は、「Hulu」です。アメリカのHuluはNBCユニバーサルやFOXエンターテインメントとの合弁会社ですが、事実上ウォルト・ディズニー社の完全子会社となっています。(日本では、日本テレビの子会社が100%事業を継承しています)

Huluには、3,540万人のオンデマンド会員と、ケーブルテレビと同じコンテンツが見れる400万人のテレビ会員プランがあり、少し余分にお金を払うと、広告が入らないプランも提供されています。

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3つ目は、「ESPN+」という、アメリカ最大級のスポーツチャンネルです。試合の中継配信はもちろん、様々なスポーツの大会の独占配信を行ったり、オリジナルのドキュメンタリーコンテンツも配信しており、1,210万人の有料会員がいます。

アメリカでは、この3つの動画配信サービス全てに申し込むと割引になるプランもあります。


ここまでは、ウォルト・ディズニー社の直近の四半期決算と、落ち込むパーク事業の売上を補うように急成長しているメディア・エンタテインメントセグメントに含まれるDirect-to-Consumer事業の3つの動画配信サービスについて見てきました。

記事の後半では、ウォルト・ディズニー社が「投資家デー」に発表した資料をもとに、これら3つのサービスの今までとこれからの成長について考え、「ディズニーがNetflixを超えるのはいつになるか?」を予測していきたいと思います。

この記事は、コンテンツビジネスに関心がある人、オンラインストリーミング事業に関心がある人、ディズニー大好きな人におすすめの記事となっています。


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・Q. ディズニーの動画配信サービスがNetflixを超えるのはいつになりそうか?の答え
・Disney+はどこまで伸びるのか?
・huluはどこまで伸びるのか?
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・ディズニーの動画配信サービスがNetflxを超えるのはいつになりそうか?

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