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Q. AbemaTVとNetflixの「ファイナンス思考」をそれぞれ一言で表すと?

(現在、クイズ形式の記事を試しています。以前公開した記事と似た内容ですが、是非ご一読いただき、フィードバックいただけると嬉しく思います。)

Q. AbemaTVとNetflixの「ファイナンス思考」をそれぞれ一言で表すと?

A. ファイナンス思考とは、「会社の企業価値を最大化するために、長期的な目線に立って事業や財務に関する戦略を総合的に組み立てる考え方」と定義されます。
両社の「ファイナンス思考」を一言で表すと
・AbemaTV: 「自分たちで稼いでいる範囲で、無理なくコンテンツへ投資」
・Netflix: 「本業から生み出されるキャッシュフローの3倍以上を借入れしてまでコンテンツへ積極投資」

今日の記事では、サイバーエージェントのAbemaTVと、Netflixの、コンテンツ投資に対する考え方の違いを、詳しく見ていきたいと思います。

両者ともコンテンツへかなり積極的な投資を行っていますが、よく見てみるとコンテンツ投資に対する「ファイナンス思考」に大きな違いがあります。

「ファイナンス思考」とは、A.で述べた通りですが、この言葉が初耳だという方は、ぜひこちらの名著をオススメします。

コンテンツに積極的に投資しているという点では共通している両社ですが、AbemaTVは借入をしない範囲で堅実に投資、Netflixはキャッシュフローの約3倍も借入てまで投資をしている。両社の違いは何なのでしょうか?また、決算資料のどこからこうしたファイナンス思考が見て取れるのでしょうか?

結論から言うと、両社のファイナンス思考は、キャッシュフロー計算書から見て取る事が出来ます。

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・サイバーエージェントの「ファイナンス思考」
・Netflixの「ファイナンス思考」
・サイバーエージェント(AbemaTV)とNetflixの「ファイナンス思考」の違い
・サイバーエージェントの2018年9月期P/L
・Netflixの2018年第3四半期P/L
・まとめ

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