新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

Q. コロナウイルスによってオンライン広告業界は売上が何%減る?

新着記事を(無料で)LINEへお届けします。以下のリンクからご登録ください。
LINE: https://line.me/R/ti/p/%40pap3801g
注: 現在、Facebookメッセンジャーでのお届けができなくなっています。お手数ですがLINEへのご登録をお願いします。

----------------------------

A. 2020年の売上は●●%程度の影響、
2021年の売上は●●%程度の影響と予想されています。
詳細な数字は後述しますが、2020年の売上にはある程度マイナスのインパクトがあると予想されています。

Twitterで質問を募ったところ、「オンライン広告業界へのコロナウイルスによるインパクトがどの程度になるのかを知りたい」という方がたくさんいらっしゃったので、今日の記事では、コロナウィルスのオンライン広告業界へのインパクトを取り上げてみたいと思います。

具体的には、オンライン広告を主力にしているGoogle、Facebook、Criteoの3つの企業の過去、現在そして未来の売上予想に関するデータを丁寧に収集して、コロナウイルスによるインパクトを推測してみたいと思います。

はじめに、「現在」ということで直近の2020年1月〜3月期の3社の決算を簡単に見てみます。


Googleの2020年1-3月期の決算

Alphabet Q1 2020 Results (2020/4/28)

画像1

はじめにGoogleの決算です。売上は前年同期比+13%の$41.2B(約4.12兆円)、営業利益は前年同期比+19%の約$8B(約8,000億円)でした。

上図から前年の売上成長率+17%と比べると売上成長率が鈍化していることが分かりますが、アメリカで緊急事態宣言が発表されたのが、3月13日であることを考えると、コロナウイルスの影響が四半期決算のうち最後の数週間だけに限定されていることもあり、まだまだ力強い増収増益の決算となっています。

しかし、決算発表時にGoogleのCFOが「3月に入り広告収入が大きく鈍化した」とコメントしていることからも、次の四半期決算にも影響が出ることは間違いないでしょう。


Facebookの2020年1-3月期の決算

Facebook Q1 2020 Results

画像2

Facebookの売上は前年同期比+17%の$17.7B(約1.77兆円)、そのうちの広告売上は$17.5B(約1.75兆円)、営業利益は$5.9B(約5,900億円)でした。
前年同期の売上成長率が約26%のプラスだったことと比較すると、今期の売上成長率+17%は成長スピードが鈍化しているようにも見えますが、
こちらも増収増益の力強い決算が続いていると言えるでしょう。


Criteoの2020年1-3月期の決算

Criteo Q1 2020 Financial Results(2020/April/May)

画像3

最後にCriteoの決算です。トラフィック獲得コストを除いた売上を為替の影響を除外して見ると-11%の$206M(約206億円)、
EBITDAは$59M(約59億円)で前年の$69M(約69億円)を下回り、減収減益の結果となりました。

上図のタイトルにを和訳すると「コロナウイルスは売上に$10M(約10億円)程度の影響があった」となります。
その下には「2月の中旬からインパクトがあった」という記載もあります。
Criteoはパリに本社を持つ会社なので、アメリカが中心のGoogleやFacebookに比べるとやや早いタイミングで売上に対するインパクトがあったのかもしれません。

仮にコロナウイルスの影響が本当に$10M(約10億円)程度だったとすると、$206M(約206億円)の売上に対して約5%程度の売上がコロナウイルスで吹き飛んでしまったことになります。
さらにCriteoの決算発表資料には、「次の四半期にはさらに大きな影響がある」と明示されています。

ここまではオンライン広告の代表的な3社の最新の四半期決算の概要を見てきました。以下ではこの最新の決算を元に、アナリストが予想した各社の4月以降の売上数字を集め、
そこからオンライン広告業界の全体観としての数字を考えていきたいと思います。

この記事は、広告業界で働いていらっしゃる方、事業会社で広告を発注する側にいらっしゃる方、コロナウイルスの影響を知りたい方に最適な内容になっています。


ーーーーーーーーーーーーー

ここから先は、有料コンテンツになります。このノート単品を500円、あるいは、月額1000円のマガジンをご購入ください。有料マガジンは、1ヶ月あたり4本程度の有料ノートが追加される予定です。

マガジンは初月無料です。月末までに解約すれば費用はかかりません。購読開始した月以降の有料記事が読めるため、月末に購読開始しても不利にはなりません。

有料版をご購入いただくと、以下のコンテンツをご覧いただけます。

・「Q. コロナウイルスによってオンライン広告業界は売上が何%減る?」の答え
・Googleの2020年4月以降の売上予想
・Facebookの2020年4月以降の売上予想
・Criteoの2020年4月以降の売上予想
・まとめ


ーーーーーーーーーーーーー

この続きをみるには

この続き: 3,035文字 / 画像3枚
記事を購入する

Q. コロナウイルスによってオンライン広告業界は売上が何%減る?

決算が読めるようになるノート

500円

嬉しいです!(文末にある)LINEの友達申請もお願いします!
28
アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。

こちらでもピックアップされています

決算が読めるようになるマガジン
決算が読めるようになるマガジン
  • ¥1,000 / 月
  • 初月無料

アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることをお届けします。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。