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【決算1分解説】半導体メモリ大手のマイクロンが、10四半期ぶりの営業利益20億ドル超えの要因とは?

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この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。

今回は、DRAMやNAND型フラッシュメモリで高い世界シェアをもち、半導体メモリの分野で世界をリードする企業のMicron Technogy(以下、マイクロン)を取り上げたいと思います。

米国のナスダック市場に上場しているマイクロンはアイダホ州ボイシ市に本社を置いていますが、日本にも進出しています。

2013年には経営再建中だったエルピーダメモリを買収し、広島工場を取得。現在、この工場では最新のDRAM製品を生産しています。

これらの取り組みにより、マイクロンは日本国内での開発・設計・生産体制を強化し、約4,000名の従業員が従事しています。

また、2023年10月には経済産業省がマイクロン広島工場に1,920億円の補助を正式発表しました。

マイクロンは2025年末以降に、広島工場で最先端の半導体メモリDRAMを月4万枚量産する計画となっています。
参考:米マイクロン広島工場に1920億円補助 経産省が正式発表

今回の記事では、マイクロンの2025年8月期1Q決算を見ていきたいと思います。


2025年8月期1Q(2024年9月 - 11月)の決算

2024年12月18日(アメリカ時間)に、2025年8月期1Q(2024年9月 - 11月)の決算を発表しました。

売上高は87億ドル(約1兆3,050億円)で四半期で過去最高となりました。

営業利益は10四半期ぶりに20億ドル(約3,000億円)を超える結果となり、営業利益率も25%と収益性が伸びています。

ここまでマイクロンの2025年8月期1Q決算の概要を見てきました。記事の後半では、さらにポイントを絞り、深ぼりしていきたいと思います。

この記事は、半導体業界に興味がある方や、半導体企業の企業分析に興味・関心がある方に最適な内容になっています。


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・今回の決算の注目ポイント#3:2Q見通しから見える懸念材料
・まとめ


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