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【決算速報】東証市場の小売業で時価総額No.1のファストリが過去最高決算を発表

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東京証券取引所に上場している小売業の企業の中で、時価総額が圧倒的No.1なのがファーストリテイリングです。

【2024年10月11日(金)の終値時点】

ファーストリテイリングの時価総額:約17.3兆円
(小売業で時価総額2位の)セブン&iホールディングス:約6兆円

2024年10月10日(木)に、ファーストリテイリング(以下、ファストリ)は2024年8月期の通期決算を発表しました。過去最高の業績となっただけでなく、2025年8月期も過去最高予想と絶好調な決算発表となりました。

今回はそんなファストリの決算を見ていきたいと思います。


2024年8月期の通期決算

売上収益が3.1兆円(前期比+12.2%)となり、初の3兆円超えを達成しました。
また、営業利益も5,009億円(前期比+31.4%)となり、初めて5,000億円を超え、過去最高益となりました。

そして2025年8月期も増収増益の予想となっており、さらに過去最高業績を更新する見込みと発表しました。

ファストリは、このような莫大なビジネス規模にも関わらず、売上収益・営業利益ともに二桁成長という高い成長率を残している点は、まさに素晴らしいの一言です。

特に営業利益がYoY+31.4%と非常に高い成長率となり、収益性が一段と上がっています。

続いて、直近3期の推移を確認すると、売上収益・営業利益・営業利益率ともに右肩上がりとなっています。

2024年8月期の営業利益率は16%を超え、小売業としては驚異的な水準です。

ここまで2024年8月期の決算の概要を見てきました。
記事の後半では、今回の決算を深堀していきたいと思います。

この記事は、小売業に従事している方、グローバル戦略や企業分析に興味・関心がある方に最適な内容になっています。


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・今回の決算の注目ポイント#1:ユニクロ事業の地域別売上構成比率の変化
・今回の決算の注目ポイント#2:ユニクロ事業の国内・海外●●●●率が過去最高
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・まとめ


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