Q. 複数メディア運営のじげんが赤字転落からV字回復した3つの理由とは?
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この記事はゲストライターとの共同制作です。
株式会社じげんは、美容業界特化型求人メディアのリジョブ等を中心に人材・不動産・生活領域でのメディア運営をし、企業と個人ユーザーのマッチングビジネスを展開しています。
コロナの影響で営業赤字に転落した、じげんのFY23 (2022年4月〜2023年3月)の決算は、人材・不動産・生活領域の全ての領域で売上増収増益でした。
今回の記事は、前半でじげんの業績を解説、後半でじげんが営業赤字からV字回復した理由について考察していきます。
じげんの株価が好調
上図は、じげんの直近1年間の株価の推移です。
堅調な推移となっていましたが、2023年2月7日と5月10日の決算発表翌日から株価が上昇しています。
業績推移とそこから見る事業の特徴
上図は、FY21〜FY23(2020年4月〜2023年3月)までの四半期毎の業績推移です。
FY23 4Q(2023年1月〜3月)の四半期売上は、55億円(YoY+38.1%)、営業利益は13億円(YoY+37%)と増収増益となっています。
直近の売上の推移をみると、コロナの流行が落ち着いたFY22(2022年3月期)に売上成長は停滞しますが、FY23(2023年3月期)から再び売上が右肩上がりで成長を続けています。
営業利益についても、FY21 3Q(2020年7月〜9月)で▲32億円で底打ち後、売上推移と同じように回復・成長傾向が見られます。
次に、事業全体ならびに事業セグメント別の通期売上を見ていきます。
事業全体のFY23(2023年3月期)売上は、187億円(YoY+22.5%)、対業績予想102%と、予想どおりに達成しています。
事業セグメント別でみると、以下のようになります。
FY23(2023年3月期)のLiving Techの売上は、業績予想には未達であるものの、全ての事業で2桁台の売上成長をし、順調に伸びています。
このように、じげんは、様々な事業・サービスを展開していますが、どのようにして人材・不動産・生活と全く異なる領域で急成長を遂げたのでしょうか。
ここまでは、じげんの業績について見てきました。記事の後半では、じげんが営業赤字転落後からどのようにV字回復したのか?について考察していきます。
この記事は、メディア運営に携わる方や興味がある方はもちろん、事業戦略に関心がある方に最適な内容になっています。
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