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食べログの伸びしろは「●●●」にあり

今日は食べログについて2016年7月-9月期の決算を見てみたいと思います。

Rettyなどの追い上げもあり、また色々な騒動もありましたが、食べログは非常に順調に成長しています。

月間のユニークユーザー数で見ると、YoY+10.8%、売上で見るとYoY+19.6%と非常に大きく成長しています。

ただ既に月間で7,000万ユーザーが使っているサービスでもあり、これからの伸びしろはどこにあるのかというのを疑問に思う人は少なくないかもしれません。

そこで今日は食べログの伸びしろがどこにあるのかも少し考えてみたいと思います。


既存事業(店舗への月額課金と個人課金)

現時点での食べログの主なビジネスモデルは2つあります。

1つ目は飲食店への月額課金、2つ目は個人向けの課金です。

個人向けの有料サービスの方は、図の右側にある通り、有料会員数が150万会員程度で伸びが止まっているように見えます。

飲食店への課金の方は現在52,500店舗に対して月間2万円ずつ課金するという形になっています。

有料店舗数をぐるなびと比較してみると、ぐるなびが2016年6月末時点で約6万店舗となっていますので、食べログがぐるなび程度にまで成長するとしても、店舗数の点では伸びしろが大きいとは言えないでしょう。

一方で、ぐるなびの店舗あたりの月間契約高を見ると4万円を超えている計算になります。従って、単純に考えれば食べログは、店舗あたりの売上高を増やすというのが正しい戦略です。


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・レストランの●●市場が伸びると思われる理由
・食べログよりも「●●」で先行するプレーヤーとは?

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