【決算1分解説】GMOフィナンシャルHDは証券・FX事業の営業収益がYoY+10.8%で堅調、暗号通貨事業は復調モードに突入か?
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この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2024年10月31日、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社が、2024年12月期Q3決算を発表しました。
GMOフィナンシャルHDは、タイ証券事業の貸倒引当金の繰入で減益していた期間がありましたが、今期は全体的に好調のようです。
本記事ではGMOフィナンシャルHDの最新決算を解説していきます。
GMOフィナンシャルHDとは?
GMOフィナンシャルHDのメイン事業は、主に2つあります。
1つめはFX事業です。GMOフィナンシャルHDは、インターネット取引サービス「GMOクリック証券」をベースにしながら、別途で店頭FXを展開しています。
そしてもう1つが、暗号資産事業です。子会社のGMOコイン株式会社が、スプレッド収入を目的とした販売所モデルと、取引手数料を収入源にする取引所モデルを展開しています。
GMOフィナンシャルHD 2024年12月期Q3決算(2024年7月〜9月)
GMOフィナンシャルHDの2024年12月期Q3決算(2024年7月〜9月)を見ると、営業収益がQoQ+7.6%の142.7億円、営業利益がQoQ+530.3%の37.3億円となっています。
この増収は、タイ証券事業の貸倒引当金繰入額の計上額が、前四半期から大きく減少したためです。
また、セグメント別で見ると、証券・FX事業がQoQ+10.8%の123.7億円なのに対して、暗号資産事業はQoQ-13.7%の13億円となっています。
暗号資産は、その時々の状況やイベントで取引量が変動するため、短期的に増減を繰り返すことがあります。
この記事は、FXに取り組んでいる方、資産運用に興味がある方、金融業界に従事している方、暗号資産に関心がある方に最適な内容になっています。
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