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任天堂が今すぐやるべきたった一つのこと

ポケモンブームが冷めない中、任天堂の2016年4-6月期の決算が出ました。

売上が620億円、営業損失が51億円と、売上大幅減(YoY -31.3%)、大幅減益、営業赤字のトリプルパンチという非常に辛い決算になっています。

また、多くの人が「ポケモンブームで任天堂が復活するのでは?」と期待していましたが、数日前に「『Pokémon GO』の配信による当社の連結業績予想への影響について」というプレスリリースを出したことで株価も以下のようにガツンと下がっています。

さて、本題ですが、この状況を打開する方法が一つだけあると思っています。(個人的には、なぜ誰もこれを言わないんだろうと不思議に思っているくらいです。)

その打開策とは、

株式会社ポケモンとNiantic, Inc. の両方を(決算上の)連結対象にする

というものです。

こういうことを書くと「そんなの出来るわけねーだろ」と「出来ない理由」を言う人がたくさんいるのですが、少なくてもトライしてみる価値はあると思います。百歩譲っても「ポケモンによる影響は軽微です」とかいう呑気なIRリリースを出してる場合じゃないと思うのです。

任天堂は、ゲームクリエイターが主役の会社でこういったファイナンス的な打ち手はあまり好まないかもしれませんが、もうこれしかないと思います。

そもそも、任天堂が今のような苦境に陥っているのは、スマホゲームに対して全く何もしてこなかったからです。DeNAとの提携で出したゲームはポケモンGoに比べれば全く上手く行っていません。スマホ対策をしっかり打つ前に、NXやらVR系の何かやらに手を出すのではなく、今一番ホットなドメインを攻めるというのも大事だと思います。

任天堂がスマホゲームに乗り気でなかったのは「課金を煽るゲームは出したくない」というポリシーに依るものだと思いますが、それならDeNAと組むなよと思いますし、何よりポケモンGoは課金を煽るゲームではないので、この問題もクリアできていると思います。

100%の買収でなくても良いし、二社とも独立性を維持するでも良いと思います。ただ、会計上の連結にすることが何より重要だと思います。

ポケモンGoの売上・利益をフルに取り込めれば、売上・利益が増えるだけではなく、「スマホで圧倒的No1のゲーム」を有するスマホ銘柄に一気に昇格できます。これによって、投資家からもNXやVR系に投資する時間的な猶予を与えられるでしょう。これで再び中長期的に「世界の任天堂」にもう一度戻ることができるのではないかと思います。

以下では、もう少し具体的に数字を入れて、シミュレーションしていきます。


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・ポケモンGoの売上と評価額
・株式会社ポケモンを説得する方法
・Niantic, Inc. を説得する方法
・買収費用をどうやって捻出するか

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